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平成23年所信表明

更新日:2014年07月21日

所信表明

平成23年第1回定例市議会の開会にあたり、私の所信を申し上げたいと思います。

市長として務めてまいりました4期16年の任期も、4月いっぱいをもって満了となりますので、今議会が私にとりまして最後の定例市議会となります。
本日開会いたしました定例市議会は、平成23年度予算をご審議いただく議会でございますので、現市長の責務として、当面する課題や義務的な施策と考えられる主要事業について基本的な考え方を申し上げ、市民の皆さんや市議会のご理解とご協力をお願いするものでございます。
これからのまちづくりの課題は、都市としての持続可能な行財政体質を確立することを基本に、個性を活かした魅力あるまち、市民が健やかに安心して暮らせるまちを築くことであると考えます。
そのために取り組んでまいりました基本計画や第3次行財政改革は、行財政改革実施計画の32事業、職員定員計画、財政計画など、それぞれの分野で力を注ぎ、計画事項の80%以上を達成してまいりました。これからの計画は、すでに計画決定しております後期基本計画や第4次行財政改革に引き継がれていくことになると考えられます。
後期基本計画では、「個性を活かしたまちづくり」「明日の清瀬を担う人づくり」「生きがいのあるまちづくり」「新たなグランドデザインの創造」の4点について主要な課題として挙げ、それらの実現に向かって、「市民協働によるまちづくりの推進」「健全財政の確立と効率的な行政運営」の2つを指針として、第4次行財政改革大綱では、それらを着実に具体化していくための行財政分野の戦略計画を示しております。
我々は、平成23年度以降に訪れる地方分権に対応できるよう、職員自ら切磋琢磨し、自己を磨き、業務の改善や効率化、創意工夫を常にこらし、事務を遂行していかなければならないと考えます。
こうした地方自治体の環境が変化していく中で、平成23年度の市政運営について次の3点の考え方を基本に据えたいと思います。

市政運営について

安全で安心して暮せるまちづくり

まず1つ目は、安全で安心して暮せるまちづくりであります。
活力ある清瀬市を実現するためには、何よりも市民の皆さんがいつまでも元気で生き生きと暮らすことができる社会でなければなりません。
子どもたちが健やかに、心身ともに健康で暮せるよう、子育て支援策として、私立きよせ保育園の66人の定員増や、武蔵野クリニックによる病児保育室の開設支援、さらには、国や東京都の対応を受け、ヒブワクチンや小児用肺炎球菌ワクチン等の予防接種の助成など新たな施策を実施し、子育て支援策の更なる充実を図ってまいります。
また、高齢者をはじめ市民の皆さんが健康で暮らせるよう、介護予防や各種健康診断などの充実を図るとともに、健康教室や栄養指導の支援を行うほか、「ワークわかば」と「椎の木会」が4月からコミュニティプラザひまわりで運営していくための支援なども行ってまいります。

人材の育成

2つ目は、人材の育成であります。「教育が人をつくる」といわれるように、日本の将来を担う子どもたちが心身ともに健やかに育つためには教育環境の整備が必要であります。そのため、学力や体力の向上を図り、「生きる力」「考える力」を養えるよう、学習サポーターや読書活動指導員、スクールソーシャルワーカーの充実を図ってまいります。また、夏の猛暑対策として小中学校の普通教室にエアコンを2か年で整備するほか、6か年計画で整備してまいりました児童生徒の椅子や机の整備が平成23年度で完了するなど、引き続き教育施策の充実に努めてまいります。

市民協働の推進

3つ目は、市民協働の推進であります。
少子高齢化により税収が年々減少する一方、生活保護費や自立支援給付費、介護保険特別会計への繰出金など社会保障関係経費の増加が著しく、歳出予算で民生費の占める割合が平成23年度予算で、ついに50%を越えております。
そうした中、NPO法人や市民団体などが、子育てや福祉、自然保護等の課題に取り組み、成果を上げております。これらの新しい担い手がより良いサービスを提供することで、多様化する公共サービスに対応することが期待されます。行政と市民、市民団体などが相互理解を深め、一層の信頼関係を築き、多様化する公共サービスをともに担う協働型社会の構築に取り組んでまいりたいと考えております。

平成23年度に取り組む事業

次に、平成23年度に取り組む事業について申し上げます。

小中学校のエアコン整備

はじめに、小中学校のエアコン整備ついてであります。
昨年夏の異常気象により熱中症になった子どもたちが多かったことなどから、国や東京都からの補助制度を活用し、児童生徒の健康を守り、授業環境の向上を図るため、平成23・24年度の2か年計画で、小中学校の普通教室にエアコンを整備いたします。23年度は、燃料の安定供給とランニングコストの軽減の観点からガス式エアコンを採用したいと考え、現在、都市ガスを利用している第六小学校、第八小学校及び清明小学校を先に整備するとともに、夏季期間中に補習授業等の活動が予定されている中学校全校の整備を行ってまいります。現在、実施設計を行っており、5月中に工事に着手したいと考えております。

子宮頸がんなどの予防ワクチン接種費用を助成

2つ目は、子宮頸がんなどの予防ワクチン接種費用の助成でございます。
子宮頸がんは、ワクチンを接種することにより、概ね6割から7割が予防できることから、中学1年生から高校1年生の年齢相当の女子を対象に子宮頸がんワクチン接種3回分の助成を行ってまいります。また、生後2か月から5歳未満のお子さんを対象に、細菌性髄膜炎を予防するヒブワクチンと小児用肺炎球菌ワクチンの接種助成を行ってまいります。年齢によって接種回数は1回から4回と異なりますが、両方接種することにより9割程度予防できるといわれており、それぞれの接種費用の9割を助成いたします。

保育園の待機児童解消と病児保育施設の開設

3つ目は、保育園の待機児童解消と病児保育施設の開設でございます。
昨年、私立きよせ保育園と私立すみれ保育園分園の開設で60人の定員増を図ったところでございますが、平成23年度には私立きよせ保育園でさらに66人の定員増が図られることになりました。2月現在で待機児童は46人おりますので、年齢によって異なりますが、待機児童数がかなり改善されてくるのではないかと考えております。
また、清瀬駅北口に9月にオープンを予定しております武蔵野クリニックの中に病児保育施設が開設されます。子どもが病気で保育園に行くことが出来ず、保護者がどうしても仕事を休めない場合に、子どもを安心して預けることができる保育施設として整備・運営費を助成してまいります。なお、定員は6人となっております。

下宿第三運動公園サッカー場の整備

4つ目は、下宿第三運動公園サッカー場の整備についてでございます。
平成25年秋に、「スポーツ祭東京2013」が開催され、清瀬市では女子サッカー競技が5試合予定されております。そのため、下宿第三運動公園サッカー場を人工芝のサッカー場に整備し、併せて400席の観覧席とトイレを整備いたします。また、去る2月24日に発起人会を開催し実行委員会を立ち上げましたので、今後、着実に準備を進めてまいりたいと考えております。

コンビニ収納を開始

5つ目は、単身者や共働き世帯の増加など、市民のライフスタイルの多様化にあわせ、4月からコンビニエンスストアで市民税や国民健康保険税などの税金を納められるようにし、市税の納付利便性の向上を図り、合わせて収納率の向上にも努めてまいります。

旧清瀬第九小学校跡地の売却

6つ目は、旧清瀬第九小学校跡地の売却でございます。
旧清瀬第九小学校跡地の売却につきましては、旧清瀬東高校等跡地利用検討委員会で「旧第九小学校を処分して、その売却益を旧清瀬東高校確保の財源として充当するのが望ましい」との答申を受けておりました。その後、地価の下落が続いていたため先延ばししてきましたが、ここで一定の価格で売却できる状況になったことや、今年の12月には旧清瀬東高校取得のための短期借り入れ資金8億円の元金償還金が発生することから、売却の関係経費を平成23年度予算に計上しております。跡地につきましては、良好な住宅地にしていきたいと考えておりますので、売却に当たっては、一定数の桜を公園内に残し、一宅地を140平米程度の広い区画とする売却条件を示し、買収金額と具体的な計画図を提示していただき、その内容を検討のうえ売却先を決定したいと考えております。

郷土博物館の特別展「熊谷元一展」の開催

7つ目は、郷土博物館の特別展「熊谷元一展」についてでございます。
昨年の11月に101歳で亡くなられました熊谷先生は、長野県下伊那、現在の阿智村で生まれ、小学校の教員をするかたわら絵本を書いたり写真記録集を出版されてきました。その後、昭和41年に清瀬市に移住し、写真集「清瀬の365日」や「こわしみずぶたい」の絵本なども描いていただいております。また、清瀬市郷土博物館協議会委員や清瀬の自然を守る会の初代会長を務めるなど、郷土博物館の運営や自然保護にもご尽力いただきました。
そこで、ご遺族や阿智村から写真や童画などをお借りして展示会を開催し、熊谷先生の残された功績を振り返りたいと考えております。

平成23年度予算

次に、平成23年度予算について申し上げます。

国の予算

初めに、国の予算であります。
「新政権がゼロから取り組む最初の本予算」として、予算編成の基本理念である「経済成長」「財政健全化」「社会保障改革」を一体的に実現し、元気な日本を復活させるための礎を築く必要があるとしております。また、「新成長戦略」を着実に推進すると同時に、「財政運営戦略」に定めた財政規律の下に、成長と雇用拡大を実現するとしております。こうした考え方の下に編成された一般会計の予算総額は、92兆4,116億円となり、当初予算としては3年連続で過去最大となっております。
歳出では、国債費を除いた政策経費で70兆8,625億円と政府目標の71兆円をかろうじて下回ったものの、一般歳出は1.2%増の54兆780億円で、この内、自然増が進む社会保障費は過去最高である28兆7,079億円と一般歳出に占める割合は53.1%に達しております。
一方、公共事業費は、一括交付金に含まれるものを合わせても5.1%減の5兆4,799億円で、地方の財源不足を補う地方交付税は平成22年度からの繰越金を充てることで、2.8%増の17兆3,734億円となっております。
歳入では、税収が2年ぶりに40兆円を超え、9.4%増の40兆9,270億円となっておりますが、新規の国債発行額は44兆2,980億円と2年続けて税収を上回る異常事態となっております。平成23年度予算を見てみますと、借金と埋蔵金などの税外収入に頼った内容となっており、国と地方の長期債務は23年度末で891兆円と国内総生産の1.84倍となっております。

東京都の予算

次に、東京都の予算であります。
「厳しい財政環境が続く中にあっても都政の使命を確実に果たし、中長期的に施策を支える財政基盤を堅持しながら、東京の新たな活力と成長へ結びつける予算」を編成方針に、一般会計は前年度に比べ0.4%減の6兆2,360億円と、3年連続の減となっております。
歳入では、都税が企業収益の改善と繰越欠損金による税収減の差し引きで、1.7%増の4兆2,205億円となりましたが、都債については、将来の財政負担を見据えた適切な活用を図るとし、4.3%減の4,581億円の発行に止めております。
一方、一般歳出では、210億円の財源確保につながったとされる事業評価に基づく歳出の精査と、羽田空港再拡張事業や国勢調査などの国関連事業が終了したことで、前年度に比べ1%減の4兆5,839億円となり、投資的経費では都市基盤の整備や大規模施設の改修などを計画的に進めることにより、前年度に比べ3.3%増の8,404億円となっております。
また、基金については平成22年度における不要不急な経費を一部先送りするなど、歳出を厳しく精査することで、結果として23年度末の基金残高見込は9,635億円となると見込んでおります。
一方、多摩地域関係では、市町村総合交付金が前年度よりも13億円増の448億円、新みちづくり・まちづくりパートナー事業が28億8,300万円増の45億円、福祉保健区市町村包括補助事業が5億円増の268億6,800万円となっております。

清瀬市の予算

次に、清瀬市の予算について申し上げます。
一般会計予算の予算規模は266億5,400万円となっており、前年度比で4億5,000万円、率で1.7%の減となっております。また、一般会計と特別会計を合わせた予算総額は425億5,900万円で、前年度と比較して2,600万円、率で0.1%の増となっております。
まず、一般会計の歳入でございますが、市税につきましては、景気の低迷が続く中で個人所得が減少していることから、個人市民税が前年度比で1億819万円の減となっているほか、法人市民税では前年度比1,139万円の減となるなど、市税全体では前年度比1億3,846万円、率で1.5%の減となっております。
次に、地方交付税でございますが、国の予算が4,799億円増額となっていることや、平成22年度の算定を基に、前年度比5億3,000万円増の36億6,800万円と見込んでおります。
また、国庫支出金につきましては、生活保護費など社会保障費の増はあるものの、小中学校の耐震化や第三小学校南校舎の改築工事が完了したことなどにより、総体では前年度よりも4,860万円、率で1%の減となっております。
次に、都支出金につきましては、子宮頸がんなどの新たな3ワクチンの任意予防接種や国体のサッカー場改修に対する補助金などの増額により、前年度よりも1億9,877万円、率で5.3%の増となっております。
次に、財産収入では、旧清瀬第九小学校跡地の売り払い収入7億5,000万円を見込んでおります。
また、繰入金につきましては、生活保護費や自立支援給付費の増や、介護保険や後期高齢者医療、下水道事業等の各特別会計への繰出金の増などに対応するため、財政調整基金から2億20万円の繰り入れを行っております。
次に、市債につきましては、清瀬市民センター再整備工事や小中学校校舎耐震化などの事業が完了したことにより、前年度よりも14億4,080万円の大幅な減となっておりますが、臨時財政対策債につきましては、前年度よりも1億5,700万円増の14億8,000万円となっております。

次に、歳出に計上しました主な事業を申し上げます。
まず、総務費では、市役所庁舎の耐震診断と外壁や屋上などの改修調査に582万円、また、コミュニティバスは予算額を増額することなく、清瀬駅北口と南口の緑陰通り経由の19時台をそれぞれ1便ずつ増やし、利用者の利便性の向上を図ってまいりたいと考えております。また、野塩地域市民センターでトイレの一部を和式から洋式に、併せて暖房便座に整備してまいります。なお、竹丘・松山地域市民センターでは平成22年度予算で対応してまいります。
次に、民生費では、昨年から新たに始まった子ども手当について、3歳未満のお子さんに7,000円上乗せした2万円を支給するなど、総額で15億9,018万円を計上しております。また、老人いこいの家などで健康増進や介護予防のため行なう、よろず健康教室471万円、障がい者福祉センターの機械式浴槽の購入費690万円などを予算計上しております。
次に、衛生費では、ごみ分別マニュアルのカラー版を全戸配布するほか、新たに中学生や高齢者を対象に自殺予防のための講演会やパンフレットなど184万円を計上しております。
次に、農林業費では、昨年に引き続き、人手不足の農家を援助するための援農ボランティアの養成や清瀬産野菜のPRのための費用を計上しております。また、夏の観光事業として定着してまいりました「ひまわりフェスティバル」の第4回目も実施する予定でございます。
次に、商工費では、景気低迷の中、商店街の活性化を図るため、一昨年、昨年に引き続き、プレミアム付き商品券の発行に伴う補助と事務費を合わせて1,300万円の予算を計上しております。また、東京都と市の共同補助事業であります「新・元気を出せ!商店街事業」では、13のイベント事業など1,936万円の補助を実施いたします。
次に、土木費では、柳瀬川回廊のコースにもなっている清瀬中学校西側道路を中学校側へのセットバックも含め、道幅5.5メートル、歩道2メートル、全体で7.5メートルの整備工事を予定しております。また、緑地保全事業として、けやき通りのけやきの状態を良好に保つためのけやき診断と竹丘公園、清戸自然公園などの松の木に対する松枯れ防止剤の注入に329万円。さらに、中央公園プールを撤去し景観の改善を図るため2,550万円を予算計上しております。
次に、消防費では、消防団指令車の老朽化に伴い、新たにワゴンタイプの指令車を購入するために630万円や、消防団員の夏活動服260万円を予算計上しております。
次に、教育費では、学力向上推進事業として各学校の読書活動指導員を週2日から3日に、学習サポーターの時間数の増加など総額で3,340万円を予算計上したほか、家庭内暴力や虐待などを未然に防ぐため、家庭と学校のコーディネートをするスクールソーシャルワーカーの充実を図ります。また、校舎の大規模改造では、予算を今議会に提案しております一般会計補正予算に計上しておりますが、平成23年度に清瀬中学校の工事を行い、24年度に芝山小学校に取り組むための実施設計を行います。また、第五中学校の校庭の全面芝生化や小中学校での緑のカーテンの拡充を行うほか、下宿第二運動公園の借用地の買収費7,267万円の予算計上も行なっております。
次に、特別会計でございますが、国民健康保険事業会計では、保険給付費は減となったものの、後期高齢者支援金や高額共同事業医療費拠出金が増となったことから、予算額は前年度よりも1億400万円増の85億3,700万円となっております。
また、下水道事業会計では、平成25年度までに公共下水道の耐震化を進めるほか、25年度から開始する雨水整備工事のための、基本設計委託や事業評価委託などを予算計上しております。23年度予算は、荒川右岸東京流域下水道建設費負担金や公債費の減により、前年度よりも1,900万円、率で1.3%減の14億200万円となっております。
次に、介護保険会計では、介護給付費の増により前年度よりも3億800万円、率で7.3%増の45億4,500万円となっております。
また、後期高齢者医療会計では、主に療養給付費に伴う広域連合への負担金の増により、前年度よりも8,600万円、率で6.9%増の13億3,800万円となっております。

平成23年度を迎えるにあたり、市政が抱える主な課題と新年度予算の概要などについて申し上げましたが、そのほか本定例会には平成22年度一般会計及び特別会計の補正予算などの案件をご提案申し上げておりますので、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げまして、私の所信といたします。

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