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平成24年所信表明(第1回定例会)

更新日:2014年07月21日

渋谷市長所信表明平成24年第1回定例市議会の開会にあたり、私の所信を申し上げます。
本日開会いたしました定例市議会は、平成24年度予算をご審議いただく議会ですので、私のまちづくりの基本的な考え方や主要事業などについて申し上げ、市議会や市民の皆さんのご理解とご協力をお願いするものでございます。
昨年の東日本大震災は、リーマンショックから立ち直りの兆しを見せ始めていた日本経済に再び厳しい影響を及ぼし、福島第一原子力発電所の事故による環境汚染や電力供給の制約など、未曾有の混乱を引き起こしました。あらためて、安全安心なまちづくりの重要性が叫ばれるとともに、人と人との絆の大切さが再認識されております。
幸いなるかな、我らが清瀬市のまちづくりは3年前に、この「絆」の真実の力に気がつき、「手をつなぎ心をつむぐ みどりの清瀬」のスローガンを生み出しました。
私は、昨年5月に市長に就任させていただいて以来、市民の皆さんの会合や集まりなどに可能な限り出席させていただき、多くの方々との絆を深め、深めた絆と絆をつなげることで新たな絆が結ばれるよう努めてまいりました。多くの絆がつながることで、さらに大きな力を持ち、それが「手をつなぎ 心をつむぐ みどりの清瀬」の形となって表れてきていると、私は実感しております。
一方、市役所内では、地方分権に対応する組織の構築や民間委託の推進、職員の民間企業への派遣研修の実施など、第4次行財政改革及び人材育成基本方針実施計画の着実な実行に努めております。

平成24年度市政運営の基本的な考え方

こうした中、私は、次の3点を平成24年度の市政運営の基本的な考え方としてまちづくりを進めてまいりたいと考えております。

市民の生活を守る安全・安心なまちづくり

まずは、市民の生活を守る安全・安心なまちづくりであります。 
昨年の東日本大震災の教訓をしっかりと受け止め、防災に万全を期していきたいと考えております。新たな地域防災計画の策定に向け見直し作業を進めるとともに、防災マップ兼ハザードマップを作成いたします。また、防災備蓄食糧をはじめ、避難所用備品としてプライベートルームや発電機、手押し式消火ポンプなどを購入し、地域の防災力の強化を図ってまいります。昨年の計画停電の際に、「聞こえない、聞こえにくい」などのご意見をいただきました防災行政無線については、18基増設し合計39基とし、難聴地域の解消を図ります。 
一方、市民生活では、かねてよりご要望のありました常設の就職支援施設として、「清瀬・ハローワーク就職情報室」を3月14日にクレアビル4階に開設いたします。今後は、三鷹ハローワークとの連携により、清瀬市及び周辺地域の皆さんの就職活動の大きな支えとなることを期待しております。 
また、清瀬市高齢者福祉計画・第5期介護保険事業計画及び第3期障害福祉計画については、昨年5月以降、計画策定委員会でご検討をいただいておりましたが、2月に答申をいただきました。市では、この答申に基づき、それぞれの計画を策定し、高齢者や障害のある方が住み慣れた地域で安心していきいきと暮らせるまちづくりを進めてまいります。

子ども達が輝くまちづくり

2つ目は、子ども達が輝くまちづくりであります。 
子ども達の「命を尊ぶ心」「人を思いやり支えあう心」を育むことは、教育の根幹をなすものであり、重要な課題であります。 
こうしたことから、すべての小中学校で、赤ちゃんやその保護者と直接触れ合うことによって、命の大切さや親への感謝の心を体験的に学ぶ「赤ちゃんのチカラプロジェクト」事業を、NPO法人子育てネットワーク・ピッコロに委託して実施いたします。 
加えて、平成23年度に清瀬小学校で実施いたしました「認知症サポーター養成出前講座」につきましても、学齢期に、高齢者の身体や認知症を理解することによって、思いやりや支え合いの大切さを実感し学ぶ、学習活動として継続して実施いたします。 
一方、学校施設の整備では、小中学校の教室へのエアコン整備を平成23年度中に中学校5校と小学校3校の8校で行い、残り6つの小学校につきましても今年の夏休み前までにはエアコンが使用できるよう整備を進めてまいります。また、いくつかの学校で雨漏りにより、子ども達の学習環境に不安が出ておりましたので、第二中学校と清明小学校の2校について大規模改造工事を待たずに屋上防水工事を実施することといたしました。

エコツーリズムの発想によるまちづくり

3つ目は、エコツーリズムの発想によるまちづくりであります。 
清瀬には、市内外に誇れる歴史や文化、自然、そして人や施設があります。そうしたものの価値を再認識し、まちの活力と発展の原動力にしていく「エコツーリズム」の発想によるまちづくりを進めてまいります。 
中清戸にある気象衛星センターには、4月から気象庁の心臓部であるスーパーコンピュータの8割が移ってくるとのことであります。天空を周回する気象衛星ひまわり7号のデータを受け天気予報の基が清瀬で作られているのであります。そこで、「きよせひまわりフェスティバル」は、10万本のひまわりプラス1であり、他のひまわり観賞まつりとは価値も趣も全く違うことを発信していきたいと思います。フェスティバルの開催期間中には、気象衛星センターにも施設の公開日等を設けるなどご協力いただき、「プラス1のきよせひまわりフェスティバル」を盛り上げていきたいと思います。 他にも、水再生センターや市内3大学、5月にオープンする東京スカイツリーのデザインを監修された澄川喜一先生、そして工事を担当した大林組の技術研究所等々、清瀬には多くの光り輝く宝が存在しています。こうした光る宝を、「光」を「観る」、「観光」につなげ、市民の皆さんが「誇れる清瀬」のまちづくりを進めてまいりたいと考えております。

平成24年度に取り組む主な事業

次に、こうした3つの考え方に基づいた、平成24年度に取り組む主な事業について申し上げます。

国蝶「オオムラサキ」の飛ぶ雑木林の復活

はじめに、国蝶「オオムラサキ」の飛ぶ雑木林の復活について申し上げます。 
清瀬市の財産であり、宝である「みどり」を次世代に引き継ぐため、雑木林の萌芽更新を行い、雑木林の再生を図ります。また、日の出町の二ツ塚処分場のご厚意により、国蝶である「オオムラサキ」の幼虫を100頭ほど譲り受けることになりました。萌芽更新により雑木林の若返りを図り、昔、清瀬市でも見られたというオオムラサキを育てていきたいと考えております。そして、子ども達を対象に「オオムラサキ」の孵化と放蝶の観察会を行い、オオムラサキという希少な蝶の飼育を通して、雑木林を保全していくことの大切さを子ども達に伝えていきたいと思います。

きよせひまわり市の開催

2つ目は、きよせひまわり市の開催について申し上げます。 
これまで、農業まつりやひまわりフェスティバルの会場で清瀬産農産物や特産物などの販売をしてきましたが、毎回来場者の方々に大変ご好評をいただいております。そこで、農業者と商工業者の連携により、コミュニティプラザひまわりで「きよせひまわり市」を開催し、取れたての清瀬産野菜や果物、にんじんジャムやにんじん焼酎などの清瀬産特産物を販売いたします。この「市」に、市内外より多くの方々にお越しいただき、特産品の創出や消費の拡大を図るとともに、市民の皆さんと生産者との顔の見える関係を築き、より一層の清瀬の産業振興を図ってまいりたいと考えております。

高齢者等買い物弱者の支援 

3つ目は、高齢者等買い物弱者の支援について申し上げます。 
清瀬市の65歳以上の高齢者人口は、総人口の24.8%、高齢者のみの世帯は総世帯の約19%となっております。高齢者や障がい者の方は、食料品など日常の買い物も困難な状況にあり、そうした、いわゆる「買い物弱者」の方々の買い物を代行する「買い物弱者支援事業」を10月より清瀬商工会が主体となって行ってまいります。 
市では、この事業により買い物弱者の支援を図るとともに、地元商店の利用促進に繋げ、地域の産業振興と活性化を図ってまいります。

メール一斉配信サービスの開始

4つ目は、メール一斉配信サービスの開始について申し上げます。 
市では、積極的な情報発信を行うため、市報やホームページのほか、昨年はツィッターを、また、先月にはブログを開始いたしました。平成24年度は、新たに「メール一斉配信サービス」をスタートいたします。 
このサービスにより、小・中学校では保護者向けに緊急連絡網の補完手段として、保育園や学童クラブ、幼稚園では災害時等で電話連絡のつかない場合の保護者への連絡手段として活用いたします。また、事前に登録していただいた市民の皆さんへは、市からのお知らせや災害情報などを市のメールマガジンとして配信していきます。さらに、市の職員向けとして、安否確認の機能を持たせ、災害時における緊急招集並びに緊急時の体制構築のためのツールとして活用を図ります。

レンタサイクル事業

5つ目は、レンタサイクル事業について申し上げます。 
毎年、多くの方々にお越しいただいております「さくらまつり」や「カタクリまつり」、「ひまわりフェスティバル」の開催期間中に、清瀬駅と秋津駅から会場までの交通手段として自転車をレンタルいたします。環境に優しい自転車を利用していただくことで、環境に対する負荷を減らすとともに、自転車でゆっくりとまちを巡っていただき、今まで気づかなかった小さなまちの魅力を再発見していただきたいと思います。使用する自転車は、駐輪禁止区域から移送した放置自転車で処分するものをリサイクルして利用します。

ロボットセミナー

6つ目は、ロボットセミナーについて申し上げます。 日本は優秀なロボット制作技術を持っています。そこで、子ども達に未来の技術者につながる夢を持っていただくため、児童センターでロボットセミナーを開催いたします。 
セミナーは、芝浦工業大学の学生さんの指導により、全6回の講座でMyロボットを創作していきます。そして、デザインコンテストや競技会を経て選ばれた優秀作品制作者3人には、11月3日に行われる全国ロボットコンテストに参加してもらいます。清瀬からロボコン優勝者が出ることを目指して、子ども達の取り組みを応援したいと思います。

スポーツ祭東京2013、東京多摩国体に向けた取り組み

7つ目は、スポーツ祭東京2013、東京多摩国体に向けた取り組みについて申し上げます。 
女子サッカーの会場となる下宿第三運動公園サッカー場は、2月末に工事が竣工いたしました。3月25日にはオープニングセレモニーを開催し、なでしこリーグで活躍中の日テレベレーザ対2部リーグ所属のスフィーダ世田谷FCの記念試合と、子ども達を対象としたサッカー教室を開催いたします。また、平成24年度は、リハーサル大会として10月13日に、Jリーグを目指すチームによる全国社会人サッカー選手権の1回戦2試合を行います。 
今後、大会ボランティアや協賛団体などの募集を行い、市民の皆さんと一緒に大会を盛り上げ、成功させたいと考えておりますので、ご協力をお願いいたします。

平成24年度予算

次に、平成24年度予算について申し上げます。

国の予算

初めに、国の予算であります。 
「日本再生元年予算」と位置付けられた平成24年度予算は、東日本大震災からの復興やエネルギー・環境政策の再設計など5つの重点分野を中心に日本再生に全力で取り組むことと合わせて、地域主権改革を確実に推進することなどの考え方のもと、23年度当初予算比2.2%減の90兆3,339億円と6年ぶりに前年度を下回る予算となっております。しかし、基礎年金の国庫負担分の一部と東日本大震災の復興費の合計6兆3,636億円を別枠にしており、これらを加えますと実質的に過去最大の予算となっております。 
歳出では、国債費を除いた政策経費で68兆3,897億円と社会保障、公共事業、防衛などの主要費目で前年度を下回る予算となっておりますが、社会保障費の8.1%減は年金の国庫負担不足分を先送りしないで計上した場合は逆に0.4%の増となるものであります。 
一方、歳入では、税収が前年度に比べ3.5%増の42兆3,460億円と2年続けての増加となりましたが、新規の国債発行額は44兆2,440億円と3年連続で税収を上回る異常な事態が続いております。このような中、国と地方の長期債務は、財務省の見通しでは、平成24年度末で約937兆円と国内総生産の1.95倍と先進国で最悪の水準と推計されております。

東京都の予算

次に、東京都の予算であります。 
「厳しい財政環境が続く中にあっても、将来に向けて強固な財政基盤を堅持するとともに、直面する難局を乗り越え、東京のさらなる発展に向けて、着実に歩を進める予算」を編成方針に、一般会計は前年度に比べ1.4%減の6兆1,490億円と、4年連続の減となっております。 
歳入では、都税で都政史上初めて5年連続減少の4兆1,195億f円、前年度比2.4%の減となり、代わりに、都債で前年度比7.7%増の4,935億円を計上しております。 
一方、一般歳出では、都民の安全・安心を確実に取り戻す取り組みや、東京の成長と発展に向けた戦略的な取り組みに限られた財源を重点的に振り向ける一方で、事業評価を通じた施策の検証や事業の実績等の分析による歳出の精査に徹底して取り組んだことなどにより、前年度に比べ1.3%減の4兆5,231 億円と2年連続の減になっております。 
なお、市町村関係では、市町村総合交付金が前年度に比べ5億円増の453億円、福祉保健区市町村包括補助事業が5億3,200万円増の274億円、私立幼稚園運営費補助が2億5,900万円増の196億4,500万円となっております。

清瀬市の予算

次に、清瀬市の予算について申し上げます。 
一般会計予算の予算規模は250億4,500万円となっており、前年度に比べ16億900万円、率で6.0%の減となっております。また、一般会計と特別会計を合わせた予算総額は419億5,300万円で、前年度に比べ6億600万円、率で1.4%の減となっております。 
まず、一般会計の歳入でございますが、市税につきましては、年少扶養控除の廃止による増収はあるものの、景気低迷による個人所得の減少や固定資産税における家屋の評価替えの減収もあり、市税全体では前年度に比べ2,763万円、率で0.3%の減となっております。 
次に、地方交付税でございますが、国の予算は811億円の微増となっております。東日本大震災復旧・復興関係経費が含まれているため、平成23年度の普通交付税交付額からは1億4,000万円ほどの減としておりますが、23年度当初予算比では、1億円増の37億6,800万円と見込んでおります。 
また、国庫支出金につきましては、生活保護費など社会保障費が増となっているものの、子ども手当から子どものための手当への制度の移行による財源変更などにより、総体では前年度に比べ4億301万円、率で8.2%の減となっております。 
次に、財産収入では、旧第九小学校跡地の売り払いが完了したことによる減、また、繰入金につきましては、国民健康保険事業特別会計への赤字繰出金の増額に対応するため、財政調整基金繰入金を前年度より約1億円増の3億10万円の繰り入れを行っております。 
次に、市債につきましては、建設地方債で、下宿第三運動公園サッカー場整備が終了したことや、平成24年度に計画していた、小学校6校の普通教室エアコン整備事業を国費の関係で23年度に予算化していることから、前年度に比べ2億4,700万円の減、また、臨時財政対策債につきましても、23年度の算定をもとに、前年度に比べ1億5,000万円減の13億3,000万円としております。

次に、歳出に計上しました主な事業を申し上げます。 
まず、総務費では、正職員による使送便を廃止し、郵送と委託に切り替える経費として1,301万円、また、市報きよせを原則毎号8頁で発行する経費に790万円などを予算計上しております。 
次に、民生費では、4月から新制度として始まります子どものための手当に12億1,567万円、「子育てしやすい清瀬」のさらなる充実のため、NPO法人ウイズアイへの委託により月曜日に出張つどいの広場を開設するなど子ども家庭支援センター事業に3,692万円を計上しております。また、生活保護費では、予算全体の14.8%を占める37億1,262万円を予算計上しております。 
次に、衛生費では、妊婦健康診査事業で、これまでの超音波検査の対象年齢の制限の撤廃や、新たな事業として食育の観点から噛む機能トレーニング事業に152万円、また、太陽光発電機器設置補助金を400万円から1,000万円に大幅に増額し充実を図っております。 
次に、労働費では、ふるさとハローワークの事業経費に409万円を予算計上しております。 
次に、農林業費では、パイプハウス20棟などへの補助金となる都市農業経営パワーアップ事業に1,400万円を予算計上し農業経営を応援してまいります。 
次に、土木費では、市内の橋梁の内、15メートル以上の橋を対象に長寿命化修繕計画を策定するための点検委託に800万円、ゲリラ豪雨時などに旭が丘交番付近の冠水を解消するための排水管埋設工事に8,673万円を予算計上しております。緑地保全事業では、台田の杜と道東緑地の一部で萌芽更新を行うために700万円、国蝶である「オオムラサキ」の孵化や放蝶を子ども達に観察してもらうために200万円、また、市のメインストリートであります「けやき通り」の景観整備を実施するために平成23年度の診断に基づく剪定、伐採、補植と、残り全てのケヤキの樹木診断に1,120万円の予算を計上しております。 
次に、消防費では、消防団員の制服や夏のアポロキャップ、第2分団の消防ポンプ自動車の購入、また、防災マップ兼ハザードマップの作成と地域防災計画の改正を予算計上したほか、避難所などの備蓄食料を充実させるために1,000万円、避難所用備品購入に1,298万円を計上しております。 
次に、教育費では、「読書の清瀬」推進のため、小中学校の図書館運営サポーターを充実させるほか、第六・第七小学校校庭の芝生化工事、清明小学校、第二中学校の屋上防水工事を予算化しております。また、清瀬小学校と芝山小学校の学校給食を民間委託化するための予算を計上しております。その他、生涯学習関係では、博物館事業として靉嘔先生をはじめとする清瀬ゆかりの作家達の「収蔵美術展」などの予算を計上しております。

次に、特別会計でございます。 
はじめに、国民健康保険事業会計は、前年度に比べ3億3,000万円、率で3.9%増の88億6,700万円となっております。保険給付費をはじめ、後期高齢者支援金、介護納付金など国保が負担する費用額の増加が著しいことから、一般会計などからの赤字補てんの繰出金は前年度の7億円から1億円増の8億円となっております。また、繰出金は平成22年度で8億3,200万円、平成23年度決算見込みで9億4,700万円となり、国保運営基金も底をついております。一般会計がこれまで以上の財源補填を行うことは市の財政運営全般に支障を及ぼす恐れがあることから、国民健康保険運営協議会に対し、保険税率等の見直しについて諮問を行い、1月17日に答申をいただきました。答申では、課税限度額の引き上げとあわせ、所得が一定の基準を下回る世帯に対する減額率の引き上げ、賦課方式の変更を行ったうえ、約3億円の増収を図るべく税率を改定するものとなっており、本定例会に税率改正案を提案させていただいておりますのでよろしくお願い申し上げます。 
下水道事業会計では、公共下水道の耐震化工事を進めるほか、平成25年度から開始する雨水整備工事のための実施設計委託などを予算計上しております。24年度予算は、荒川右岸東京流域下水道建設費負担金が新計画汚水量による算出で増となったことや、市債の繰上償還による増もあり、前年度に比べ1億2,400万円、率で8.8%増の15億2,600万円となっております。 
介護保険会計では、平成24年度より第5期に入る中で、介護報酬の改定や当市の地域区分が1%上昇したこと、また介護給付費の増により、前年度に比べ9.4%増の49億7,000万円となっております。 
また、後期高齢者医療会計では、被保険者数の増加と保険料率の改定に伴う広域連合への負担金の増により、前年度に比べ1億2,400万円、率で9.3%増の14億6,200万円となっております。

最後に、4点申し上げます。 
1つは、市役所庁舎の耐震化についてでございます。 
今年度実施しておりました耐震診断結果の報告を委託業者から受けました。今回の報告には、第三者機関の評定も含まれており、評定では「耐震診断の結果、構造耐震判定指標であるIs値の最小値が0.43であり、目標値の0.75を下回っていることから、耐震補強等の対策が必要である」との結果を妥当であるとしております。この内容につきましては、本日、全員協議会を開催し説明させていただきたいと思います。今後、市議会や市民の皆さんのご意見を伺いながら、どうするか慎重に判断させていただきたいと考えております。 
2つ目は、日の出町からの要請についてでございます。 
これは、三多摩都民の排出する焼却灰等を受け入れている二ツ塚最終処分場のある日の出町長から、小金井市のごみ問題に絡み、各市及び市民にごみの処理や処分に係る正しい理解と認識を求めるとするものでございます。あらためて、我々が排出するごみを、最終処分場を有する日の出町の皆さんが受け入れていただいていることを認識し、感謝の意を表したいと思います。 
3つ目は、「うちおり-清瀬市及び周辺地域の自家製織物-」の発刊についてでございます。 
郷土博物館では、この度、清瀬市有形民俗文化財である「うちおり」について、その時代背景や聞き取り内容等をまとめた報告書を発刊いたしました。うちおり衣料の文化財として貴重な点は、聞き取り調査などにより、個々の資料の由来がはっきり分かっている点であります。本書でも、それぞれの「うちおり」を、誰が、いつ、誰のために機を織り、着物に仕立てたかなどの由来が明らかになっております。女性が衣料に深く関わった時代の衣生活の歴史を理解する上で貴重な資料として、ぜひご購読いただきたいと思います。 
4つ目は、放射能汚染につきましても引き続き注視してまいります。

以上、平成24年度を迎えるにあたり、私のまちづくりの基本的な考え方と新年度予算の概要などについて申し上げましたが、そのほか本定例会には平成23年度一般会計及び特別会計の補正予算などの案件を提案させていただいておりますので、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げまして、私の所信といたします。

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