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人と動物との共通感染症「動物由来感染症」一覧

更新日:2014年10月08日

人と動物との共通感染症「動物由来感染症」

感染症の種類

病原体

関係する動物

感染経路

動物の症状

人の症状

予防法

イヌブルセラ症 ブルセラカニス(イヌ流産菌) 主な宿主は犬。まれに人に感染

人:感染犬の死体、流産時の汚物等に接触して感染することあり。

犬:流産時の汚物等によって汚染された餌、感染犬の尿、乳汁等を介して感染。

雄犬:精巣炎、精巣上体炎          雌犬:胎盤炎、妊娠45日から55日目(正常妊娠期間は63日)に死流産 発熱、悪寒、倦怠感など、風邪に似た症状を示す。 犬と接触後は手洗いとうがい。流産した犬は獣医師を受診。感染犬の死体、流産した犬の世話をするときは、ゴム手袋、マスクを装着。汚染された場所は消毒用エタノール、次亜塩素ナトリウム等で消毒
エキノコックス症 エキノコックス属条虫 キツネ、犬、まれに猫、野ネズミ 感染したキツネや犬等のフンに排泄される虫卵が、水や食物を介して人の口から入る(犬は中間宿主の野ネズミを食べることで感染する)。 キツネ、犬ではほとんど無症状

・感染初期(約10年以内)は無症状。

・進行すると、肝腫大、腹痛、黄疸、肝機能障害等が現れる。

・流行地(国内では北海道)では感染源となるキツネ、犬等に接触しないようにし、虫卵に汚染されている可能性のある沢水、飲食物の摂取を避ける。

・飼い犬が野ネズミを食べないように注意する。

エルシニアエンテロコリティカ感染症 エルシニアエンテロコリティカ 犬、猫、げっ歯類 飲食物(特に豚肉)を介しての感染が主。動物のフンが感染源になる場合がある。 まれに下痢等がみられるが、多くは無症状である。 下痢、胃腸炎、虫垂炎、関節炎、肺血症等がみられる。  
オウム病 オウム病クラミジア オウム、インコ、その他の鳥類

・病鳥や保菌鳥のフン中のクラミジアを吸い込むことで感染  

・口移しで餌を与えたり、かまれた場合も感染する可能性がある。

・元気がなく、さえずりもなく、眼を閉じて羽を逆立ててふくらんでいる。

・下痢がみられ(お尻が汚れる)、やせてくる。

・ヒナや若鳥で症状が重く、成鳥では無症状のことがある。

・高熱、頑固な咳等、風邪の症状に似る。

・重症の場合は肺炎を起こす。

・治りにくい風邪の場合で、飼っている鳥が左記の症状を示しているときには受診する。

・鳥のフンは毎日始末し、その時にほこり等を吸わないようにする。

・鳥かごは定期的に熱湯消毒するとよい。

・鳥は輸送時のストレスや環境の変化により感染したり、フン中にクラミジアを排出することがあるので、飼い始めたばかりの鳥には特に注意を要する。輸入されたと鳥にも気をつける。

かいせん(疥癬) かいせん虫(ヒゼンダニ) 犬、猫 感染動物との接触

・表皮内にダニがトンネルを掘るため、非常にかゆく、脱毛や、皮膚が厚くなったり、かさぶたができたりする。

・引っかいて化膿することもある。

動物と同じ症状を示す。  
回虫幼虫移行症 犬回虫、猫回虫 犬、猫 犬、猫のフンの中に出た回虫卵が人の口から入り、それが腸内でふ化し、幼虫がごくまれに体内の各所に迷入することがある。

・子犬、子猫では食欲不振、下痢や嘔吐があり、やせてくる。

・成獣は無症状。

・幼虫の迷入により肝臓、脳、目等に障害を起こすことがある。

・幼児では、まれに軽度の貧血、食欲不振、微熱等の症状が認められる。

・犬、猫の検便、駆虫を必ず行なう(特に子犬、授乳中の母犬)。

・幼児が犬や猫に触ったり、砂場で遊んだりした後には必ず手を洗う。

仮性結核 エルシニアシュードツベルクローシス    (仮性結核) 犬、猫、サル、げっ歯類 菌で汚染された沢水、飲食物(特に豚肉)、動物のフンが感染源になる。 まれに下痢等がみられるが、多くは無症状である。

・エルシニアエンテロコリティカ感染症と似ているが、こちらの方が重い。

・虫垂炎等

生水を飲まない。
カンピロバクター症 カンピロバクター 犬、猫、小鳥 飲食物(特に食肉)を介しての感染が主。動物のフンが感染源になる場合がある。 犬、猫で下痢を起こす場合があるが、多くは無症状である。

・発熱粘血便を伴う腸炎がみられる。

・乳幼児では菌量が少なくても発症することがある。

・健康な人の便から菌が検出されることもある。

 
狂犬病 狂犬病ウイルス 全ての哺乳類 狂犬病にかかった動物による咬み傷等から感染 狂躁型(凶暴性を示し、見境なくかみつく)
麻ひ型(頭、首の筋肉が麻ひする)       
いずれも昏睡して死亡する
発症すると様々な神経症状が現れ、昏睡に陥り死亡する 日本においては、昭和32年以降国内での発生はない。しかし、外国での発生はいまだに多く、これが日本に持ち込まれるのを防ぐため、犬の登録狂犬病予防注射は必ず行なわなければならない。また、(特に海外の汚染地域で)もし犬に咬まれた場合は、すぐに傷口を流水と石鹸でよく洗い、受診する。発症前なら有効なワクチンがある。発生地域に旅行する時は、あらかじめワクチンを接種しておいた方がよい。
Q熱 Q熱コクシエラ 猫、犬、牛、羊 感染動物の尿やフン、羊水、乳汁等に排泄された菌が環境を汚染し、それを人が吸い込んで感染することが多い。牛や羊の未殺菌の乳製品、生肉等を食べて感染することもある。

・症状を示さない不顕性感染がほとんど。

・妊娠している牛や羊が感染すると、流産や死産を起こすことがある。

・感染者の約半数は症状が現れない。

・軽い呼吸器症状で治ることも多い。

・急性型では、発熱、頭痛、筋肉痛、全身倦怠感等インフルエンザに似ている。

・心内膜炎等に移行する重症例もある。

妊娠動物の胎盤や羊水に多く含まれるので、出産時の動物、特に死産、流産を起こした動物の取り扱いに注意する。
高病原性鳥インフルエンザ A型インフルエンザウイルス 鶏、その他の鳥類 発病した鳥と近距離で接触した場合、又は発病した鳥のフン等にいるウイルスを大量に吸い込むとで感染することがある。 鶏では突然の死亡、元気消失、食欲、飲水欲の減退、産卵率の低下、呼吸器症状、下痢等。 高熱、咳等の呼吸器症状、肺炎。 発生している地域の鶏舎等への出入りは避ける。          飼っている鳥が野鳥と接触しないように注意する。
細菌性赤痢 赤痢菌(シゲラ) サル(特に輸入されたもの) 発症又は保菌している人やサルのフンの中の菌が経口感染する。 発熱、下痢及び粘血便を伴う急性大腸炎がみられる。 動物と同じ症状を示す。 飼っているサルの下痢に注意する。
人の場合、インドや東南アジア等から帰国した人の発症例が多いので気をつける。
サルモネラ症 サルモネラ 犬、猫、うさぎ、サル、鳥類、爬虫類(蛇、亀等) 飲食物(特に食肉卵)を介しての感染が主だが、動物のフンが感染源になる場合がある。 幼獣は下痢や、嘔吐を起こすが、成獣は無症状であることが多い。

・発熱、下痢、嘔吐等の急性胃腸炎を起こす。

・乳幼児では、菌量が少なくても発症することがある。

・健康な人の便から菌が検出されることもある。

特にカメの保菌率が高いので、カメの水槽の水を換える時等は、ゴム手袋をはめて行い、水槽を塩素系漂白剤で消毒する。
トキソプラズマ症 トキソプラズム原虫 猫(犬や他の動物にも感染するが、人への感染源として重要なものは猫)。

・感染している猫のフンの中のオーシスト(トキソプラズマ原虫の発育形態の一つ)が口に入る。加熱不完全な感染した豚肉を食べることでも感染する。

幼若のものに症状が出ることが多く、肺炎、脳炎等を起こす。

・妊婦が初感染した場合、流産や胎児の先天性障害(脳炎、脳水腫、発育障害等)をまれに起こすことがある。

・成人では感染しても無症状であることが多い。

・猫のフンは速やかに始末し、猫には検便を行なう。

・豚の生肉を扱ったときには、手や、まな板等の器具をよく洗う。

猫ひっかき症 バルトネラ 猫(特に子猫) かみ傷、引っかき傷で起こることがある。 無症状である。

・傷口に近いリンパ節の腫れが続き、まれに化膿するが、ほとんど軽症である。

・発熱やだるさ等などの全身症状があっても軽い場合が多い。

・猫から、かみ傷、引っかき傷を受けないようにする。

・猫の爪を切る。

パスツレラ症 パスツレラムルトシダ 犬、猫 犬や猫の口の中や、爪に菌が存在するので、かみ傷、引っかき傷で起こることがある。 まれに気管支炎等を起こすが、ほとんど無症状。

・傷口が熱をもち、はれて痛む。

・はれが傷口の周囲に広がっていくことはあまりない。

・犬や猫からかみ傷、引っかき傷を受けないようにする。

・犬や猫の爪を切る。

皮膚糸状菌症 糸状菌(カビの一種) 犬、猫 感染動物との接触や、家の中のほこりが原因の場合もある。

・脱毛したり、表皮がはがれたりする。

・皮膚が厚くなったり等、症状は多用だが、無症状のことも多い。

動物の症状と似て多様だが、その他、円形不整形の白っぽいわが輪ができたり、小さい水疱ができたりし、かゆみを伴う。

・感染動物の隔離、治療を行なう。

・部屋の掃除を念入りに行なう。

リステリア症 リステリアモノサイトゲネス 羊、牛、犬、猫 飲食物を介しての感染として、乳製品による発生やその他の散発例がある。 羊、牛等の家畜で脳炎、流産、肺血症がみられる。

・脳髄膜炎、肺血症等がみられる。

・発生状況は乳幼児や高齢者の割合が高い。健康な人の便から菌が検出されることもある。

 
レプトスピラ症 レプトスピラ 犬、ネズミ等のげっ歯類 動物の腎臓に入り込んだ菌が尿中に出て、この尿により、又は尿で汚れた水により皮膚から菌が感染する。

・犬に対して腎炎等を起こす。

・げっ歯類はほとんど無症状である。

発熱、出血、黄疸、腎障害等が見られる。

  

資料 :東京都動物愛護相談センター  人と動物との共通感染症一覧より

このページに関する問い合わせ先

水と緑の環境課環境衛生係
郵便番号:204-8511
住所:東京都清瀬市中里5-842 清瀬市役所3階
電話番号(直通):042-497-2099
電話番号(代表):042-492-5111
ファクス番号:042-492-2415

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