第13回石田波郷俳句大会の俳句を募集
第13回清瀬市石田波郷俳句大会を開催します。
清瀬にかかわりが深く、現代の俳句文学に偉大な功績を残した俳人石田波郷をたたえ、名前を冠にいただいた全国規模の大会です。清瀬から文化の発信が出来ればと考えています。皆さまの投句をお待ちしています。
石田波郷(いしだはきょう)は、清瀬のサナトリウムで療養した作家のなかでも、清瀬市民に縁の深い俳人です。清瀬の病床で詠まれた句集「惜命」、随想集「清瀬村」や清瀬中学校の校歌の作詞でも知られています。第12回俳句大会は、一般の部、ジュニアの部、新人賞の部、合わせて1万句を超える応募があり、市の内外から高く評価されました。今回も(社)俳人協会、角川文化振興財団、現代俳句協会の後援を得て、清瀬の街おこしの事業として全国的に展開いたします。
大会では、「一般の部」と、小中学生を対象とした「ジュニアの部」、今後の活躍が期待される若手俳人を対象に「石田波郷新人賞」など各部門の入選作品の講評と表彰式を行います。また、講演を予定しています。なお、主催は「清瀬市石田波郷俳句大会実行委員会」が行います。
新型コロナウイルスの影響について
新型コロナウイルス感染症の影響により句会が中止になるなど例年どおりの投句は難しい中ですが、俳句は場所を問わずどこでも取り組むことができるので、今回開催することと致しました。自宅での過ごし方を模索している方や、学校に行けない子ども達などが想像力豊かに何かに取り組むことができる手助けになれば幸いです。
新型コロナウイルス感染症の早期収束と皆様のご健康をお祈り申し上げます。
波郷の清瀬
石田波郷は、昭和23年5月に当時の国立東京療養所(東療)に入所しましたが、随筆『清瀬村』で清瀬のゆたかな自然について賛嘆しています。
私は俳句をやる患者達と語らつてよく散歩をした。北多摩郡も埼玉県に近い清瀬村は雑木林の多いところで、特に医療区には多く遺されてゐる。清瀬村の春は、梅にはじまつて雑木林の中に混じつて咲く辛夷の花から、桃、桜と咲きつつ緑を深め、馬酔木、連翹、雪柳、蘇芳が人家の垣を彩り、さまざまの野草が可憐な花を競ふ。療養所に生を養ふ肉親を訪ねる見舞人達が、病人へとひたむかふ足をとめて嘆称するだけのうつくしさがあるのである。
草木瓜や故郷のごとき療養所 波郷
昭和二十八年。だんだん忙しくなつて清瀬の療養所を訪ふことはまれになつたが、私にはいつまでも療養所は故郷の思があつた。(「春嵐」私注より)
俳句の募集
ジュニアの部
- 対象
- 小・中学生
- 内容
- 自由(季語を入れて下さい)
- 応募方法
- 所定の用紙を使用(下記からダウンロード可)
または200字詰め原稿用紙に1句単位で記入。氏名、学校名、学年を明記してください。 - 投句料
- 不要
- 応募締め切り
-
9月7日(必着)
- 選者
- 高澤晶子(「花林花」)、谷村鯛夢(「炎環」)、永井潮(「多摩現代俳句協会」)、細見逍子(「隗」)
- ※選者の先生による清瀬市内の小学校、中学校への出前授業や放課後子ども教室の「まなべー」や「サタデースクール」に市民の俳人も参加して指導にあたります。
- ※個人も学校単位の投句も受け付けます。(学校の都合で期日に遅れる場合はご連絡下さい)
- ※入選作品は、大会作品集に掲載されます。また俳句関連書籍・市報・新聞等に掲載、利用されることがございます。予めご了承ください。
- ※第12回の大賞作品等は次のページをご覧ください。
一般の部
- 対象
- どなたでも可能
- 内容
- 2句1組。波郷・清瀬に思いを寄せる句1句と自由題1句または自由題2句。
- 応募方法
- 所定の用紙を使用(下記からダウンロード可)。
- 投句料
- 一般の部には投句料(千円)が必要となります。郵便振替でお願いします。
- 応募締め切り
- 7月31日(当日消印有効)
- 選者
- 石寒太(「炎環」主宰)、奥坂まや(「鷹」同人会会長)、岸本尚毅(「天為」「秀」同人)、鈴木しげを(「鶴」主宰)、徳田千鶴子(「馬酔木」主宰)、能村研三(「沖」主宰)
- ※応募作品は採録作品集を作成して応募者に送付します。
- ※過去の作品集(1冊500円)清瀬市生涯学習センター窓口で販売しています。
石田波郷新人賞
- 対象
- 30歳以下の方
- 内容
- 自由・20句1組(表題をつける)。
- 応募方法
- 応募用紙は原稿用紙(規定なし)を使用。氏名、生年月日、住所、電話番号、学生は学校名を明記の上送付。または下記新人賞投句フォームからも応募可。
- 投句料
- 不要
- 応募締め切り
- 7月31日(当日消印有効)
- 選者
- 神野紗希、佐藤郁良、西村麒麟、村上鞆彦
- 賞
- 新人賞(副賞5万円)・準賞(副賞2万円)・奨励賞(大山雅由賞)(副賞1万円)
それぞれの応募に関しては、以下の問い合わせ先に郵送してください。
※過去の受賞作などは「石田波郷新人賞」のページをご覧ください。
表彰式等の予定
各部門の表彰式等は以下のとおり行う予定です。
但し、本大会は例年全国各地から多くの方にお越しいただくため、新型コロナウイルス感染症拡大状況によっては中止とする場合がございます。
ジュニアの部
- 日程
- 10月31日(日曜日) 午前:小学生の部、午後:中学生の部
- 場所
- 清瀬市生涯学習センター 7階アミューホール
- 内容
- 内容表彰と選者講評
一般の部・石田波郷新人賞
- 日程
- 12月12日(日曜日) 午後1時~
- 場所
- 清瀬市生涯学習センター 7階アミューホール
- 内容
- 表彰式と選者講評
講演:講師調整中 ※講演は入場無料。どなでも参加可能です。是非お越しください。
関連リンク
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