新型コロナウイルス感染症について

ページ番号1004108  更新日 2023年5月11日

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新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)とは?

人に感染するコロナウイルスは、元々風邪の原因ウイルスのひとつです。
人以外に、ネコやブタ、コウモリやラクダに感染するものもあります。これまでに、人に感染し一般の風邪の原因となるウイルス4種類と、SARSウイルス、MARSウイルスの2種類が知られていました。今回の新型コロナウイルスは、SARSウイルスに近縁のコロナウイルスです。
新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)による感染症をCOVID-19(感染症法では新型コロナウイルス感染症)と呼びます。

オミクロン株について

オミクロン株とは、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の変異株の一つで、国立感染症研究所は「懸念される変異株」と位置付け、警戒を高めています。

詳細は、以下のリンクをご確認ください。

感染するとどのような症状がでるの?

  • 主な症状は、発熱、せき、咽頭痛、倦怠感(体のだるさ)です。一般的な風邪に似ていますが、症状が長引く傾向があります。味覚や嗅覚の異常がみられることもあります。
  • 症状が現れない人や、ごく軽い症状の人もいます。
  • 症状が出始めてから約1週間後に息苦しさを感じ、肺炎と診断される人もおり、その後、急激に呼吸状態が悪化することもあります。
  • 特に高齢の人や、糖尿病、高血圧、慢性肺疾患、免疫不全などの基礎疾患のある人、喫煙者や肥満の方は重症化する傾向があります。
  • 後遺症として、倦怠感、味覚・嗅覚障害、呼吸困難、微熱、頭痛、胸痛、脱毛などが数か月にわたってみられることがあります。
  • 感染してから3~5日後に症状の出ることが多いです。(最短で1日、最長で14日)

どうやって感染するの?

主に飛沫(ひまつ)感染、接触感染、マイクロ飛沫(エアロゾル)感染により伝播すると考えられています。

飛沫感染
感染した人の咳・くしゃみ・つば・鼻水など飛沫の中に含まれているウイルスを口や鼻から吸い込むことにより感染します。飛沫は、1~2メートルまで届きます。
接触感染
ウイルスがついた手指で鼻や口や目に触れることで、粘膜を通じて感染します。また、感染者がくしゃみや咳を手で押さえた後、周りの物に触れるとウイルスがつきます。その後、他の人がそのウイルスの付いた物を触った手で自分の口、鼻、目を触ることで粘膜から感染します。
マイクロ飛沫(エアロゾル)感染
換気の悪い密閉空間では、5マイクロメートル未満の粒子が数時間、空気中を漂います。マイクロ飛沫は2メートル以上離れた距離に届きます。

潜伏期・感染可能期間ってどのくらい?

潜伏期は1~14日間で、曝露から5日程度で発症することが多いと言われています。
感染可能期間は発症の2日前から発症後7~10日間程度とされています。また、発症の直前・直後で特にウイルス排出量が高くなると考えられています。

感染しないためには?

家庭でできる感染対策の基本は次の5つです。

1.マスクをつけましょう

屋内、屋外を問わず、マスクの着用は個人の判断が基本となります。ただし、高齢者など重症化リスクの高い方への感染を防ぐため、効果的な場面については、マスクの着用を推奨しています。

マスクの着用が効果的な場面の例

  • 医療機関を受診する時
  • 高齢者など重症化リスクの高い方が多く入院・生活する医療機関や高齢者施設などへ訪問する時
  • 通勤ラッシュ時など、混雑した電車やバスなどに乗車する時 (当面の取扱)

2.手洗いをしましょう

手洗いのタイミングは、以下のとおりです。

  • 外出から戻った後
  • 多くの人が触れたと思われる場所を触った時
  • 咳・くしゃみ、鼻をかんだ後
  • 症状のある人の看病、お世話をした後
  • 料理を作る前
  • 食事の前
  • 家族や動物の排泄物を取り扱った後
  • 自分がトイレを利用した後

手洗いができないような場合は、アルコールを含んだウエットティッシュで手の隅々まで丁寧に拭くのも効果的です。

3.換気をしましょう

日中は1~2時間ごとに5~10分間窓や扉を開ける、あるいは5~10センチメートルほど常時開けておくなどして部屋の空気を新鮮に保ちましょう。
空気の流れをつくるために、部屋の対角線上のドアや窓を開けるとよいとされています。

5.3密の場面を避けましょう

換気の悪い密閉空間(車の中も含む)、たくさんの人が集まる密集場所、近距離で会話や発声をする密接場面は、集団感染が起きやすい場所です。
3つの条件(密閉・密集・密接)が重なる場面を避けましょう。

感染リスクが高まる「5つの場面」

  • 飲酒を伴う懇親会等
  • 大人数や長時間におよぶ飲食
  • マスクなしでの会話
  • 狭い空間での共同生活
  • 居場所の切り替わり

感染リスクが高まる場面をさける、行かない行動をとりましょう。

感染予防について、こちらも併せてご覧ください。

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