Stop!熱中症

ページ番号1006003  更新日 2020年8月30日

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熱中症とは?

熱中症とは、高温多湿な環境の中で、体内の水分や塩分のバランスが崩れ、体温調節機能がうまく働かないことにより、体内に熱がこもった状態をいいます。
今年は、新型コロナウイルス感染症の予防策で、マスクの着用により例年以上に水分を摂る意識が低くくなりがちです。また、外出自粛で室内で過ごすことが多いので、身体が暑さに慣れていないため、熱中症対策が重要となります。

熱中症の症状

こんな症状は要注意! 熱中症の症状と重症度分類より

1度
めまい・失神「立ちくらみ」
筋肉痛・筋肉の硬直「こむら返り」
手足のしびれ・気分不快
2度

頭痛・吐き気・嘔吐・倦怠感・虚脱感
「体がぐったりする」「力が入らない」

3度
2度の症状に加え、
意識障害・けいれん・手足の運動障害
「呼びかけや刺激への反応がおかしい」「体にガクガクとひきつけがある」「まっすぐに歩けない」等
高体温「体に触ると熱い」等

どんな時になるのか?

こんな時は注意!

  • 最高気温が25度超えてくるとき
  • 湿度が70%超えてくるとき
  • 風が弱い
  • 日差しが強い
  • 急に暑くなった
  • 激しい運動や長時間の屋外労働をしている
  • 体調不良や脱水の時(二日酔い・下痢など)
  • 水分補給がしずらい環境(マスク着用・何かに熱中している等)

発症時期は、7月~8月にピークを迎えます。
しかし、救急搬送が多いのは、暑さに身体がまだ慣れていない、梅雨明け後の連続して気温が高く晴れている日です。

救急搬送の多い場所(消防庁平成30年データより)

1位 住居(敷地内含む)
2位 道路
3位 公衆(屋外)
4位 仕事場

※65歳以上の高齢者は屋内で、そして、高齢者の半数以上が自宅で熱中症にかかっています。

特に注意が必要な人は?

高齢者

  1. 体内の水分が不足しがち
    若年者よりも体内の水分量が少ない上、体の老廃物を排出する際にたくさんの尿を必要とします。
  2. 暑さに対する感覚機能が低下している
    加齢により、暑さやのどの渇きに対する感覚が鈍くなります。
  3. 暑さに対する体の調節機能が低下する
    高齢者は身体に熱がたまりやすく、暑い時には若年者よりも循環器系への不負担が大きくなります。

子ども

  1. 大人より暑さに弱い
    体温調節機能が未発達のため、体内に熱がこもりやすく、体温上昇しやすくなります。
    そして、気温が体表温度より高くなると熱を逃すことができず、反対に周りの熱を吸収する恐れもあります。
  2. 照り返しの影響を受けやすい
    大人よりも身長が低いため、地面からの照り返しの影響を強く受けます。
    大人の顔の高さで32℃の時、子どもの高さでは35℃くらいになります。
  3. 自分では予防策が取れない
    特に乳幼児は、自分で水分を補給したり、服を脱ぐなどの暑さ対策ができないため、危険が高まります。
    遊びに熱中しているとき、車内への置き去りはわずかな間でも危険です。

熱中症を防ぐために・・

熱中症を予防するためには、以下の内容を心がけましょう。

1.こまめに、また喉が渇く前に水分補給しましょう。

【水分補給のポイント】

  • 気温・湿度、仕事やスポーツの種類、食事の量などの条件の差によって水分補給量は微調整が必要です。
  • 夜間にはベッドサイドにも水分補給できるように、水筒など置いておきましょう。
  • 起床後・朝食後・10時ごろ・昼食後・15時ごろ・夕食・入浴の前後・就寝前等の8回程度以上のタイミングをめやすに水分補給しましょう
  • 長時間の運動や作業で、汗をたくさんかく時には、スポーツドリンクや5~15℃の冷えた飲み物は冷却効果があります。
  • アルコールは利尿作用が強く、飲んだ水分以上を排出し、またすぐに熱に変わり体温上昇させます。
    そのため、アルコールは水分補給になりません。

【1時間に摂る水分量のめやす】

  • 体重50kgあたり:100~125ml
  • 体重60kgあたり:120~150ml

イラスト:エアコン

2.空調設備を使って温度・湿度を調整しましょう。

【快適な室内の温度・湿度の目安(夏)】

  • 室内温度:25~28℃
  • 室内湿度:55~65%

3.風通しの良い衣服を着用しましょう。

  • ぴったりした衣服よりも少し緩めの衣服
  • 太陽熱の吸収の弱い白っぽい服

4.生活習慣を整える。(朝食を食べる・睡眠時間を確保する・過度にアルコールを摂取しないなど)

  • 1日3食、バランスよく美味しく食べましょう。
  • 日常生活の中で、適度にこまめに体を動かしましょう。
  • 就寝・起床は、なるべく同じ時間にして、睡眠リズムを整えましょう。
  • 疲れた時は、無理せず脳のメンテナンスのために、休養しましょう。

5.身近な方と「水分とってる?」「熱中症に気を付けよう」など互いに声を掛け合いましょう。

イラスト:天気予報

6.外出時は、WBGT値(暑さ指数)の数値を、環境省ホームページなどで確認しましょう。

7.体調が悪くなった時のために、連絡先(家族の住所・既往歴・平熱・服用薬等)が分かるようにメモ等にして持ち歩くことも一つの方法です。

熱中症を疑ったときは・・

症状が出たときは、以下のように対応しましょう。

  1. 涼しい場所へ移動しましょう。(エアコンの効いている室内や風通しのよい日陰など)
  2. 飲めるようであれば、水分・塩分・経口補水液(水に食塩とブドウ糖を溶かしたもの)を補給しましょう。
  3. 衣服をゆるめ、風通しをよくしましょう。
  4. うちわで扇いだり、太い血管(首や脇の下、太ももの付け根)を保冷剤等で冷やしましょう。
  5. 自力で水が飲めない、意識がない場合は救急車(119番)を要請しましょう。

プールでも起こる熱中症

イラスト:プールで遊んでいる子ども

屋外プールで水泳練習中に熱中症を発症することがあります。
水の中では汗をかかないと考えがちですが、水中でも発汗や脱水があります。
学校等では、プールサイドはコンクリートのところが多く、また日よけがないので、炎天下では高温となります。
また、水温の上昇とともに発汗量と脱水量が増加していくという調査結果もあります。
水泳プールでは飲食が禁止となっていることがあり、こまめな水分補給がしずらい環境にあります。また、屋外プールには日よけがないことが多く、直射日光による輻射が大きく、加えて裸体であるため輻射熱を遮ることが出来ません。
中学生・高校生の場合、1学期の試験期間終了後のプール授業は、試験勉強による睡眠不足、暑熱順化が不十分等の悪条件が重なるため、熱中症が起こりやすいとされています。
夏季にプールをご利用の方は、水分補給・休息時間も決めて、熱中症対策をとりましょう。
(参考文献:環境省 熱中症環境保健マニュアル2018)

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