令和元年第4回定例会行政報告

ページ番号1002498  更新日 2020年8月30日

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令和元年第4回定例市議会の開会にあたり、行政報告を申し上げます。

9月に千葉県を中心に甚大な被害をもたらした台風15号に続き、10月の台風19号による記録的な大雨は、関東・甲信地方一円、都内では八王子市やあきる野市などに、洪水や土砂災害などによる甚大な被害をもたらし、500人を超える死傷者を出すほどの深い爪痕を残しました。お亡くなりになられた方々に心より哀悼の意を表しますとともに、被災された皆様には改めてお見舞い申し上げます。
台風19号の際は、清瀬市においても、大雨による水害の危険が予測されたことから、10月12日午前9時に、下宿、野塩の全域と中里二・四・六丁目に避難勧告を発令し、開設した避難所6か所には最大で652人の方が避難されました。幸い大きな被害はなく、13日の午前2時13分に避難勧告を解除し、6時30分には避難所を閉鎖いたしました。今回の対応から得られた教訓を生かし、さらなる安全安心なまちづくりを進めてまいります。
また、市では、被災された方々への支援のため、台風15号については9月25・26日、台風19号については10月28日・29日のそれぞれ2日間、総勢140人の市職員ボランティアによる義援金の募金活動を行いました。皆さんの温かいご厚意により、合計で727,884円もの募金が集まりましたので日本赤十字社へ送金いたしました。
さらに、被災地の一日も早い復旧・復興に向け、東京都からの依頼に基づき、大島町へ職員1人を派遣いたしました。
今後も被災地の状況に応じて、要請があった場合には、積極的に協力してまいりたいと考えております。

それでははじめに、令和2年度の予算編成について申し上げます。
日本経済は、4~6月期のGDP成長率が年率で前期比1.3%の増加となり、3四半期連続のプラス成長となりましたが、設備投資の伸び率が鈍化しているほか、米中貿易摩擦の影響から輸出の低迷が続き、楽観できない状況は続いております。
そうしたなか、先に発表した国の令和2年度予算概算要求額は、一般会計で104兆9,998億円に達し、6年連続して100兆円を上回る規模となっております。
一方、東京都におきましては、令和2年度予算を、「東京2020大会を確実に成功させ、東京が世界で輝き続ける未来を創る予算」と位置づけ予算編成が進められております。
このようななか、現在、令和2年度予算編成を進めておりますが、まず、歳入の見込みでは、現在の経済状況を鑑みると市税収入の大きな伸びは期待できず、地方交付税については、国の概算要求をみるなかでは増額となることが見込まれているものの、消費税率引き上げに伴う経済の影響など、年末の国の予算編成に向けて予断を許さない状況にあります。
歳出では、2年目となる新庁舎建設や下宿地域市民センターの耐震改修、基幹系システムの更新に伴う費用や会計年度任用職員制度の導入、ごみの戸別収集実施などの大きな財源を伴う事業が予定されているほか、幼児教育・保育無償化による影響や生活保護費、自立支援給付費などの社会保障関係経費の増額も見込まれております。
このようなことから、令和2年度の予算編成は大変厳しい状況にありますが、市制施行50周年を迎え、魅力的で住みよいまちづくりを実現するために、「第4次清瀬市長期総合計画・実行計画」の着実な実施をはじめ、社会的に大きな課題となっている台風、地震などの災害対策など、さらなる安全で安心なまちづくりの推進、また、安心して子どもを産み育てられるまちを目指して子育て支援策のさらなる充実を図るほか、公共施設等の再編とともに清瀬駅南口地域児童センター建設に向けて取り組んでまいります。
さらには、都市計画道路や雨水幹線など長期的視点に立った都市基盤の整備、「健幸寿命」を延ばすため、健康増進策を推進するとともに、介護予防事業の充実や地域包括ケアシステムの構築に取り組んでまいりたいと考えております。

9月以降の主な事業報告

次に、9月以降の主な事業について申し上げます。
1つ目は、総合防災訓練についてであります。
10月6日に、大地震を想定した対応訓練として総合防災訓練を実施いたしました。
今回の訓練は、清瀬第二中学校を会場に、校庭エリアでの清瀬市医師会をはじめとする医療関係団体の災害医療救護訓練、消防署、警察署及び関係機関による演習訓練に加え、体育館エリアでは地域の避難所運営協議会の皆さんによる避難所運営訓練を実施いたしました。
当日は400人に及ぶ市民の皆さんにご参加いただき、防災の大切さについて、改めて実感していただくことができました。
2つ目は、家庭ごみ収集体系及びごみ処理手数料の見直しについてであります。
家庭ごみ収集体系及びごみ処理手数料の見直しに向けては、今年3月に実施計画の案をまとめ、代表者会議でご説明いたしましたが、その後、広く皆さんからご意見をいただくため、パブリックコメントを実施し、77人から185件のご意見をいただきました。そこで、ご意見を踏まえ計画案の修正を行い、7月から9月までの間に14回の市民説明会と38回に及ぶ自治会等への個別説明会を経て、関係条例の改正案を今定例会にご提案申し上げておりますので、ご審議の程よろしくお願いいたします。
3つ目は、幼児教育・保育の無償化についてであります。
10月から、すべての3歳から5歳の子どもと0歳から2歳の非課税世帯の子どもを対象に、幼児教育・保育の無償化が開始されました。
幼児教育・保育の無償化は、生涯にわたる人格形成の基礎を培う幼児教育の重要性や、幼児教育の負担軽減を図る少子化対策の観点から取り組まれるものであることから、その主旨を十分に踏まえ、安心して子どもを産み育てられるよう子育て環境のさらなる充実を図ってまいります。
4つ目は、敬老大会についてであります。
高齢者の皆さんを敬愛するとともに、高齢者福祉への理解と関心をより一層深めることを目的に、6日間にわたり、市内6か所の会場で敬老大会を開催いたしました。
竹丘地域市民センターでは、日本社会事業大学の学生さんの協力でマンドリン演奏が披露され、参加された皆さんは大変喜ばれておりました。開催期間中は、天候に恵まれたこともあり、千人を超える皆さんにご参加いただき、心からお祝いをすることができました。
今後も引き続き、地域で長寿を祝う環境づくりに取り組んでまいります。
5つ目は、石田波郷俳句大会についてであります。
俳人石田波郷の没後50年を迎える今年、波郷俳句大会は11回目の開催となり、投句数は、国内外の小学生から一般まで全体で、1万1,321句となりました。
すでに全国規模へと成長しつつあるこの大会のなかで、とりわけ国内で唯一「応募者30歳まで」としている新人賞部門は、若手の登竜門として、毎年非常に優れた作品が数多く寄せられ、「俳句界の芥川賞」と位置付けられるまでになり、若手俳人の輩出に大きく貢献しております。その新人賞部門で今回、中学3年生が受賞する快挙があり、俳句界で注目の的となっております。

10月27日には、第1回大会ぶりにお越しいただいた波郷のご子息、石田修大(いしだ のぶお)氏と、選者 石寒太(いし かんた)氏による対談が行われ、多くの皆さんにご来場いただきました。
今後も「俳句のまち清瀬」として、地域の文化を牽引していけるよう、実行委員会をはじめ、関係者の方々を支援して参りたいと考えております。
6つ目は、秋の市内一斉清掃についてであります。
11月10日、市内全域を対象に、秋の一斉清掃を実施いたしました。今回は83団体、約1,700人の方々にご参加いただき、約1.4トンのごみを収集しました。当日は、市の職員もボランティアとして多数参加し、柳瀬川や空堀川の清掃を行いました。
市民の皆さん一人一人の環境への配慮のおかげで、ごみは減少しつつありますので、さらに美しいまちを目指して市民の皆さんとともに取り組んでまいります。
7つ目は、女性起業応援フェスタについてであります。
11月23日、男女共同参画センターで、キヨセdeフェスタを開催いたしました。
この事業は、子育て世代の働きやすい環境づくりの一環として、地方創生交付金を活用し実施したもので、今年で4回目を迎えます。当日は、清瀬市・東久留米市・西東京市3市の33人の女性起業家による出店に加え、リラクゼーションやミニワークショップ、子ども向けの塗り絵コーナーなど、「子どもと一緒にいきいきと暮らせるまち」を体現できるよう工夫が施されました。当日は、あいにくの雨にもかかわらず470人を超える来場者があり、関心の高さを伺い知ることができました。
このような取り組みは、子育てをしながら働く女性にとって、前に進むための原動力となりますので、引き続き行うことで、子育て世代の定住化につなげてまいりたいと考えております。
8つ目は、ニッセイロールペーパー株式会社からのご寄附についてであります。

今年3月にご逝去されたニッセイロールペーパー株式会社前代表取締役の故日野清徳(ひの きよのり)(徳は旧字体)様のご遺族から多大なるご寄付をいただきました。いただいた寄付金は、故人のご遺志により郷土博物館事業の充実のために活用させていただきます。

改めて、日野清徳(ひの きよのり)(徳は旧字体)様の生前のご功績に敬意を表しますとともに、心からのご冥福をお祈り申し上げます。

この秋に開催したイベント

次に、この秋に開催したイベントについて申し上げます。

1つ目は、きよせ市民まつりについてであります。
今年のきよせ市民まつりは、10月20日に開催し、爽やかな秋晴れのもと4万1千人もの方々が訪れ活気溢れるまつりとなりました。会場では、様々な模擬店の出店やステージ発表などが行われ、参加する人、発表する人、訪れる人、それぞれが大いに楽しみ、充実した一日となったのではないかと思います。
2つ目は、農業まつりについてであります。
11月17日・18日、コミュニティプラザひまわりで、農業まつりを開催いたしました。
今年は、台風による影響などにより、農産物の出品は大変厳しい状況でしたが、農家の高い技術力によるすばらしい農産物が生産され、審査員の先生方から高い評価をいただきました。
まつりでは、農産物品評会や市内産野菜でできた宝船の展示とチャリティー販売、花・植木・野菜の即売、各地区婦人部によるアトラクションや下宿ばやしなどが行われたほか、台風の影響が心配された友好交流都市の立科町からも、昨年に引き続きご参加いただき物産品などが販売され、収穫を祝う活気あふれる秋の祭典となりました。
また、未来の清瀬の農業を担う若き後継者を顕彰・激励する農業後継者顕彰・新規就業者激励賞では、3人の方が受賞され、清瀬農業の明るい未来を強く実感したところであります。

以上のほか、本定例会には、令和元年度清瀬市一般会計補正予算などの案件をご提案申し上げておりますので、ご審議賜りますようお願い申し上げ、行政報告といたします。

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