令和元年所信表明(第2回定例会)

ページ番号1002500  更新日 2020年8月30日

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令和元年第2回定例市議会の開会にあたり、私の所信を申し上げます。

本日開会しました定例会は、4月に行われた選挙後の初めての定例会でございますので、向こう4年間の市政運営の基本的な方針について、私の考えを申し上げます。

私は、これまで2期8年間、市民の皆さんの福祉の向上のため、全身全霊で職務に取り組んでまいりました。市民の皆さんの幸せのため、役に立つためにある市役所の最終責任者として、現場力を高め、現場の動きがさらに円滑になるよう、多くの方々との絆を深め、それらを結びつけることで新たな可能性を作り出してきました。今回の選挙期間中は、市内を歩き回りましたが、多くの人と出会い、様々な場面で「手をつなぎ 心をつむぐ みどりの清瀬」が形となって表れてきていると実感することができました。

引き続き、議員の皆さんとの真摯で建設的な議論により、議会と行政が両輪となって、市民の皆さんのさらなる福祉の向上に全力で取り組んでまいりたいと考えておりますので、ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

4年間の市政運営の基本的な方針

それでは、私が3期目となります4年間に取り組んでまいりたい市政運営の基本的な方針を申し上げます。

「市民の皆さんが元気で幸せなまち 清瀬市」を実現するため、『共感』と『信頼』を大切に、まちづくりを進めてまいります。

清瀬市には、尊い歴史や文化、良好な環境や自然景観があります。それらを守り、個性ある文化が生まれるまち、自分たちのまちを自分たちで創ろうとする都市格の高いまちづくりには、様々な人々が『共感』し合うことが必要です。

そのために、しっかりと情報を発信し、市民の皆さんとの『信頼』、議会の皆さんとの『信頼』を築きながら、『共感』と『信頼』に基づくまちづくりを進めてまいります。

具体的には、まず1点目、「安全で安心して暮らせるまち」づくりをさらに進めることであります。
先日の総合水防訓練では、清瀬消防署や清瀬市消防団など各関係機関、自治会、PTA、社会福祉協議会ボランティア、公募による市民ボランティアの皆さんのほか、清瀬中学校、清瀬小学校の子どもたちもボランティアとして参加してくれました。訓練も、市民の皆さんに様々な体験をしていただく内容とすることで、より実践に近い訓練ができたのではないかと思います。地域の防災力をさらに高め、「自助、互助、共助、公助」により、災害に強いまちづくりを進めてまいります。
災害対策の拠点となる新庁舎の建設は、令和3年5月に新庁舎での業務開始に向け計画通り進めます。また、下宿及び野塩地域市民センターについては、計画を前倒しして耐震化を進めます。
さらに、近年、多発している台風や集中豪雨に備え、雨水幹線の整備を進めてまいります。

2点目は、「個性ある文化あふれるまち」づくりであります。
清瀬市には、先人たちが築いた個性ある歴史や文化があります。こうした魅力を発信し、私も引き続き積極的にトップセールスをして、様々な人たちと共感することで、清瀬市の魅力を高め、住んでみたい、住み続けたいまちをつくります。
そして、「清瀬市と結核医療の尊い歴史」については、世界の人たちと共感し、世界文化遺産に向け取り組んでまいります。

3点目は、「誰もが健幸で元気に暮らせるまち」づくりであります。
市民の皆さんが幸せにくらしていただくためには、まずは健康であることです。これまでも、各種がん検診の助成や成人歯科検診の実施、健幸ポイント事業や脳トレ元気塾など、健康増進、介護予防事業に取り組んでまいりましたが、さらに、健幸都市を目指し、各種健康施策を積極的に進めてまいります。
また、高齢化社会に対応するため、地域包括ケアシステムの推進に向けた地域づくりを進め、誰もが、地域で安心して暮らせるまちをつくります。
さらに、誰もが生活に生きがいを持って暮らせるよう、市民の皆さんの生涯学習・スポーツ活動を支援し、文化の継承を進めます。また、今年度予算化しておりますコミュニティプラザひまわりのテニスコートを改修するなど、コンパクトで使いやすい公共施設を目指して、公共施設の再編を進めます。

4点目は、「安心して子どもを産み育てられるまち」づくりであります。
清瀬市は、活発に活動されている子育て支援のNPOをはじめ、様々な団体が多くの子育て支援事業を展開しており、「子育てのしやすいまち」としての評価をいただけるようになりました。
人口減少社会を迎え、子育て支援の充実は活気あるまちづくりのために欠かせない施策であります。引き続き、保育園の待機児童の解消に努めるとともに、子育てクーポン事業をはじめ、各種の子育て支援事業を進め、子育てが楽しいまちをつくります。
また、安心して子どもを産み、育てられる環境を整えるため、清瀬市版ネウボラ事業を進め、妊娠期から出産、子育て期にわたる切れ目のない支援を行います。
そして、清瀬駅南口地域への児童館の建設については、多世代の交流ができるような施設を、公共施設再編と連動しながら進めてまいります。

5点目は、「子どもが生きる力、考える力を身につけられるまち」を目指すことであります。
未来を担う子どもたちはまちの宝であります。そうした子どもたちに対する教育の大切さ、教育の持つ力は、自分自身の体験からも実感しております。
体験活動による「命の教育」や、「清瀬市郷土資料集」による学習を通して、子どもたちの豊かな人間性を培うとともに、自ら進んで考え、判断し、表現できるよう基礎学力と体力の向上を図ってまいります。
また、学校の適正規模、適正配置を検討し、地域連携による学校教育を進め、教育環境の充実に努めます。

6点目は、「自然豊かで快適に暮らせるまち」づくりであります。
現在着手しております都市計画街路事業を計画的に進めるほか、今年度予算化しております東京病院東側、市道0117号線の歩道拡幅など快適で安全なまちをつくります。
また、伊藤ヨシ様から遺贈いただいた土地を活用した(仮称)花のある公園や、清瀬橋下の親水公園を整備し、柳瀬川回廊を充実させます。
さらに、現在、都市計画マスタープランの改定に取り組んでおりますが、少子高齢化、人口減少社会を迎えるなか、20年先を見据えたまちづくりについて都市計画の視点からしっかりと議論し、長期的な方針をお示ししたいと考えております。

7点目は、「産業による活気のあるまち」づくりであります。
清瀬産野菜の品質の高さは、都内でも1・2を争うのではないかと思います。そうした品質の高い農産物を生産する農業経営の支援や、清瀬産野菜の地産地消をさらに進め、農業の元気なまちをつくります。
また、健幸ポイントや子育てクーポン事業に、市内で使える商品券を活用するなど、事業間連携を図り、商工業者の安定した経営を支援し、商工業の活性化に努めてまいります。
「清瀬ひまわりフェスティバル」は、市内最大のイベントに発展しておりますので、農商工の連携により、渋滞対策や安全対策などにも万全を期し、さらに盛り上げてまいります。
そして、10月の消費税率改定に伴い予想される消費の低迷が地域経済に与える影響に考慮し、9月を目途に、低所得者、子育て世帯を対象にプレミアム付商品券を販売いたします。これにより、地域消費の喚起と景気の下支えをしっかりと行ってまいります。

8点目は、「持続可能なまち」づくりであります。
少子高齢化や人口減少が進むなか税収の減少が見込まれる一方で、市民ニーズは多様化し、行政に課される使命は質、量ともに大きくなっています。そうしたなか、我々は、最小の経費で、最大のサービスを提供できるよう常に事務事業の改革、改善に努め、持続可能な財政運営を図っていかなければなりません。
そのため、清瀬市まちづくり基本条例に基づき、市と市民が互いに責任を果たし、信頼に基づくまちづくりを進めるとともに、地域のコミュニティ活動や市民活動を支援し、地域を自分たちで良くしていこうとする都市格の高いまちをつくります。
また、他市の状況を見るなかで受益者負担の見直しや、民間委託化の検討、公共施設の再編など行財政改革を進めます。
さらに、各種証明書のコンビニ交付やごみの戸別収集など市民サービスの向上を図るとともに、職員には引き続き「現場力」の大切さを訴え、多摩26市で一番の窓口対応を実現してまいります。
なお、家庭ごみの収集体系と、ごみ処理手数料の見直しにつきましては、見直しの実施計画(案)を作成し、4月29日から5月24日までパブリックコメントを実施いたしました。また、7月から約3か月間、順次住民説明会を実施する予定であります。市民の皆さんのご理解をいただけるよう、きめ細かな説明を行ってまいります。

3月以降の行政報告

次に、3月以降の行政上の主な事項についてご報告いたします。

1つ目は、新庁舎の建設についてであります。
第1回定例会で、工事請負契約の議決をいただいた後、株式会社 大林組と本契約を締結し、まず、来庁者用の仮設駐車場の整備を行いました。6月中には工事区域に仮囲いを設置し、本体工事に着工する予定であります。新庁舎での業務開始は令和3年5月を予定しており、その後、既存庁舎の解体、駐車場整備など外構工事を実施し、令和4年3月には新庁舎建設事業がすべて完了する予定であります。

2つ目は、春の一斉清掃についてであります。
5月26日に実施した春の一斉清掃には、75団体、約1,200人の方々にご参加いただき、集められたごみの量は約2トンとなりました。当日は、市の職員もボランティアとして多数参加し、柳瀬川や空堀川の清掃を行いました。市民の皆さんのまち美化意識の高まりにより、ごみも減少しつつありますので、今後も、さらに美しい清瀬のまちを目指して、市民の皆さんとともに取り組んでまいります。

3つ目は、新元号記念プレートについてであります。
新元号を記念し、5月7日から、結婚または出生届を提出された希望者の方に、伐採したケヤキを使った結婚証明書と出生記念証を発行しております。この記念プレートは、ケヤキの枝などを薄くスライスし、年輪をデザインの一部に使った手のひらサイズの板で、出生記念証には「令和元年」の文字や、「名前」「生年月日」などをレーザーで焼き付けたものとなっております。また、「令和」や「平成」の文字を焼き付けた年号プレートも作成し、現在のところ200枚ほど販売しております。これまで、けやき通りの整備などで伐採した木材は、ごみとして費用をかけて処理しておりましたが、この記念プレートやウッドチップなどに加工することで、処分費の削減、税外収入の確保につなげております。

次に、夏に向け開催されるイベントについて申し上げます。
1つ目は、清瀬ひまわりフェスティバルであります。
清瀬市最大の夏のイベントとして実施しております「清瀬ひまわりフェスティバル」は12回目を迎え、今年も農ある風景を守る会、石井ファーム、小寺ファーム、そして西武鉄道など、多くの方々にご協力いただきながら、8月17日の土曜日から24日の土曜日まで開催いたします。昨年、過去最高の15万人もの来場者が訪れたことによる交通渋滞等の反省点を踏まえ、駐車場の確保や平日の無料シャトルバスの運行、また、商工会などと協力して、おみやげの販売など、多くの皆さんに楽しんでいただけるよう、関係機関としっかりと連携を図りながら進めてまいります。
2つ目は、きよせの環境・川まつりであります。
7月27日の土曜日、台田運動公園と柳瀬川を会場に、「来て、見て、体験しよう」をテーマに「2019きよせの環境・川まつり」を開催いたします。会場では、スタンプラリーを始め、ウォーターバルーン、川遊び、川柳コンテストなどの楽しいイベントを企画しております。
清瀬の環境のすばらしさを体感する場として、ぜひご来場いただき、身近な環境の維持向上について見つめなおす機会としていただければと思います。

以上、向こう4年間の市政運営の基本的な方針と、3月以降の行政報告を申し上げましたが、このほか、本定例会には、令和元年度清瀬市一般会計補正予算など、いくつかの案件をご提案申し上げておりますので、よろしくご審議を賜りますようお願いを申し上げ、私の所信といたします。

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