市史編さん草子「市史で候」 七十九の巻 「学生調査員!の巻」

ページ番号1011140  更新日 2022年9月7日

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市史編さん草子(ぞうし)「市史で候(そうろう)」 市史爺(ししじい) 清瀬市は、昭和45(1970)年10月1日誕生。市制施行50周年を視野に入れ、現在、清瀬の歴史をまとめる事業を展開中です。当ブログでは事業の経過報告のほか、清瀬の歴史や文化、自然を楽しくご紹介しています。

七十九の巻:「学生調査員! の巻」【令和4年9月1日更新】

市史編さんの活動報告

 

平成26年度から続いている清瀬市史編さん事業も、令和4年度で9年目を迎えました。
これまで多くの方々がかかわってくださいました。
これから『清瀬市史 6 資料編 現代』の刊行を控えている現代部会では、学生調査員が活躍しています。
市史で候七十九の巻では、学生調査員をご紹介します。

現代部会の学生調査員の主な活動は、史料の整理です。

市内で提供をうけた、様々な史料の整理(一つ一つの史料について、年代・表題・差出人・受取人・形態・状態などを記録し、番号をつけ、封筒に収納すること)を行っています。

市史に掲載する史料は、撮影し、パソコンを使って活字にしています。

必要事項を記入した封筒の写真 封筒が納められた段ボール箱の写真 整理済みの資料を入れた段ボール箱の写真

史料には1点ずつ番号をつけ、封筒に入れていきます。封筒の表書きに、史料の内容を記入します。史料を入れた封筒を、段ボール箱に順番に収めます。令和4年に提供を受けた史料は、段ボール箱9箱以上になりました。

必要に応じて、史料に適した素材の封筒や箱に入れ替えることがあります。

ところで、現代部会の「現代」とは。


一般的に、日本史の分野の「現代史」で扱うのは、昭和20年の終戦後から現在までです。
清瀬市では、昭和6年の東京府立清瀬病院の設立が、現在の病院街の形成につながることから、「現代」の始めを昭和元年とし、そこから日本社会が大きな影響を受けた東日本大震災の年、平成23年(2011)までを現代資料編で扱うことにしました。
現代部会では、この期間の史料を収集、調査しています。

学生調査員は令和3年度で15人。
皆さん現代部会長の黒川徳男先生の國學院大學での授業を履修している、同大文学部史学科の2~4年生の学生です。

日本史を専門に勉強しているみなさん、興味を持っているテーマを教えていただきました。戦国時代から現代まで、多岐にわたっています。
「織田家臣団の領域支配、中近世移行期の土地制度」、「近世~近代の社会史、文化史、生活史」、「近世村落史におよび地域社会の近代化」、「近代の地方政治史」、「近代における政治システムの運用・転換」、「日本近現代における民衆の生活の変容」、「昭和戦前期における代議士の活動」、「日本の終戦工作」 などなど。
 

清瀬での市史の仕事にたずさわってみて、どのように感じているのでしょうか。

「歴史が作られる現場で学ぶことができてよい経験になっています」
「史料の扱い方、調査や整理の経験ができてよかった」
「史料を丹念にみること、一つ一つの史料の性格を判断する作業が重要であることを学んだ」
戦時中の新聞付録や、軍事郵便といった史料に触れて、新たな興味を持ったという方、「現代における結核療養施設を中心とした清瀬の地域性に興味をもちました」という方もいました。

黒川先生によれば、このような調査に参加することは、「紙切れ」を「史料」に変える作業を実体験する、という意味で貴重な経験になるそうです。
清瀬市のほかにも、神奈川県平塚市、新潟県津南町などで同様の調査に参加した経験がある方もいて、史料からみえるそれぞれの地の歴史を、肌で感じていることと思います。

 

考古部会にも学生調査員が1名います。

考古部会は、旧石器時代から近現代まで、清瀬市域の資料でいうと約25000年前~50年くらい前までの、とっても長い期間の歴史を、もの資料からひもとています。
彼の興味の対象は「縄文時代」。大昔です。旧石器の接合作業から、近世・近代の発掘調査のスライドスキャン作業などなどを一手に引き受けてくれています。

学生調査員が整理してくださった史料・資料は、どれも清瀬市の歴史を物語る大事な基礎資料です。これから刊行される市史のためだけではなく、清瀬の歴史研究のための重要な財産として、長くのこしていくものです。

このような作業を担った学生諸君に、市史爺もありがとう! といっています。

学生調査員の皆さん、大学を卒業しても、まだ続く清瀬市史を見守っていてくださいね!

市史爺イラスト 手にはこわしみずの徳利
こわしみず 飲んでくれんか これ市史爺のお礼の気持ち!
(20歳未満の方にはおいしいお水です。お父さんが飲むとお酒、子供が飲むと水だったという「こわしみず(子は清水)」の泉の伝説は、市史で候四十四の巻をご覧ください。)

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