コミュニティはぐくみ円卓会議

ページ番号1002930  更新日 2022年9月21日

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清瀬市のコミュニティの現状

イラスト:三世代家族

地域のコミュニティの必要性は、防犯・防災、ひとり暮らしの高齢者対策、青少年の健全育成など、さまざまなところで述べられています。ところが、現在の清瀬市における自治会への世帯加入率は約32.3%と低い数値になっています。

また、新しく開発された地域では地縁組織がないところもあります。

コミュニティはぐくみ円卓会議

市では地域の課題を話し合い、解決する場として「コミュニティはぐくみ円卓会議」を提案しました。これは小学校の学区域をひとつのコミュニティと位置付け、その地域のリーダー(注)や同じ地域に住む人たちが地域の情報や課題などについて話し合いをする場という考えのもと提案したものです。
現在市内で9校区(四中含む)が開催され、地域の方々が主体となりそれぞれの特色をいかし活動を行っています。

(注)地域のリーダーとは地域内の自治会長をはじめ、民生委員、老人クラブ代表者、防犯協会委員、青少年問題協議会委員、消防団員等さまざまな分野で活躍しているみなさんです。

六小校区での取組

写真:見守り隊1

平成17年8月から円卓会議のモデルの地区として清瀬第六小学校区(梅園全域と竹丘三丁目、野塩四丁目、五丁目)を設定し、会議を開催してきました。

「安心・安全」をテーマに「子どもの安全」「防災・防犯マップの作成」など具体的な取り組みの他、地域情報誌「うめのたけ新聞」の発行や地域交流会「うめのたけまつり」を開催しています。

六小見守り隊の活躍

写真:見守り隊2

毎週月曜日と木曜日、六小の子どもたちが下校する時間に、正門の前や交差点など子どもたちが通る場所に立って安全に自宅に帰るのを見守っている方たちをご存知でしょうか。

この方たちは「六小見守り隊」です。「見守り隊」は、円卓会議の中で「子どもの安全」について話し合いを行なった方たちが自発的に立ち上がり、活動が始まりました。メンバーは老人クラブや民生委員、自治会の方が中心で行っています。今後も引き続き継続できるよう皆さんのご参加お待ちしています。

また「見守り隊」は梅園第1・2学童クラブの子どもたちが帰る時間にも、玄関から子どもたちの自宅付近までを一緒に歩いています。学童クラブの見守りは、他の地域にはない活動です。

六小校区防災マップ・防犯かわら版の完成

「六小見守り隊」の活動立ち上げに続き、円卓会議では「六小校区防災マップ」を作成しました。マップ班が中心となり、実際にまちを歩き、大きな地震を体験した方の話をうかがいながら作成し、さらに円卓会議において内容の検討を行い「六小校区防災マップ」が完成しました。

完成した「防災マップ」は、平成19年5月に六小校区の各自治会会長さんに配布し、地域防災の新しい方法として今も活用されています。また地域の防犯意識も持っていただくため「防犯かわら版」も作成しました。

「六小地区自治会連合会」の設立と活動

円卓会議に参加している自治会長を中心に「六小地区自治会連合会」が立ち上がり年1回の住民交流会「うめのたけまつり」の開催や地域の課題や活動情報をお知らせする「うめのたけ新聞」を発行しています。

七小校区での取組

写真:七小校区での取組

平成22年1月からは七小地区(松山全域)での取組も始まりました。

七小地域の課題として、「地域(自治会)」、「安心・安全」、「高齢化」ついて取りあげました。その中から、七小地域は、駅前も含まれており交通量も多いことから「安心・安全」をテーマに挙げました。課題解決に向けて、清富士交差点の通学時間帯の混雑した状況から、安全対策について話し合いを進めました。
また、地域の防災力向上のため、円卓会議のメンバーで地域を歩いて回り、「防災マップ」を作成しました。

交通看板の設置

写真:交通看板

交差点の安全対策はどういったことが出来るのか、東村山警察署職員と七小円卓会議のメンバーで話合いました。信号機のサイクルや交通量調査などの話しを伺い、まず交通看板を設置したらということになりました。その結果、交差点付近の電柱2箇所に「危険 とび出し注意」の看板が設置されました

防災フェアの実施

震災の際、どのような備えが必要なのか。円卓会議のメンバーが自分達の住む松山地域を半年かけて歩いて調査し、地域の防災マップを作成しました。「地域の『72時間サバイバル』を考える」をテーマに、作成した地域の防災マップや災害についてのパネル展示も行いました。また、清瀬高校と連携し防災訓練などの防災イベントも開催しています。

開校50周年 松山DXまつり

松山DXの風景

清瀬市立清瀬第七小学校は令和3年度で開校50周年を迎えました。それを祝して、11月には円卓会議のメンバーを中心に清瀬市立第七小学校校庭で「松山DXまつり」を開催いたしました。大勢の来場者で賑わい、地域の人々との交流・つながりができたイベントとなりました。

三小校区での取組

平成24年3月からは三小地区での取組も始まりました。

月1回第3水曜日に開催しています。児童の登下校時「見守り隊」の実施や地域内で行われている「竹丘防災フェア」などのおまつり、また学校での催しにも積極的に参加しています。
地域の情報交換を行い、様々な情報から地域課題の解決に向け活動しています。

四中校区での取組

「暮らしにひそむ罠~詐欺に遭わないための賢い暮らし~」や「四中校区の防災ウィークポイントを知ろう」など防犯や防災をテーマにしたものや健康をテーマにしたものなど地域で役立つ「ワンポイント講座」を奇数月で開催し情報共有をしています。合わせて地域課題の情報交換もしています。地域の困りごとの相談窓口を目指し活動中です。

芝小校区での取組

より身近に地域の事を話せるように4中円卓会議から独立し開催しています。「地域の絆を深める会」という名称で学期ごとに給食試食会や地域の安全セミナーなど開催し、希薄となった地域のつながりの再構築を目指して活動しています。

四小校区での取組

より身近に地域の事を話せるように4中円卓会議から独立し開催しています。防災を主なテーマに地域情報も含め話し合いを行っています。

八小校区での取組

まなべ―教室を利用し平日の午前中開催しています。気ままに地域の方が来て地域の方同士が交流することを目指しています。学校運営のお手伝いも行っています。

十小校区での取組

平成28年6月から開催しています。清瀬市社会福祉協議会の「繋がりや支えあえる関係が薄れつつある中、地域の様々な方とともに安心して暮らせる地域づくりを目指したい」という想いから共催で取り組みをはじめました。今では地域リーダーを中心に年1回の防災訓練や地域の方々と協働で児童の登下校時の見守り活動であったり、地域の清掃活動などの取り組みを行っています。

清明小校区での取組

平成29年6月から十小と同じく清瀬市社会福祉協議会と連携し取り組みをはじめました。畑が多いというこの地域の特色を活かし、収穫したニンジンを使った地域交流イベント「ニンジン知っ得会」をイベント実行委員会で開催し、それを機会に地域リーダーが選出されました。組織化後は高齢者や障害者理解にもつなげようと福祉イベントの開催や防災をテーマに防災試食会を開催しています。また旭が丘のお祭りにも積極的に参加し、同じ地域に住む人が「顔の見える関係づくり」となることを目指しています。

イラスト:学校

秋の防災イベント

下宿・旭が丘地域づくりの会 秋の防災イベント

「下宿・旭が丘地域づくりの会」では、令和3年11月に新型コロナウイルス感染症対策のため人数制限を実施した上で地域の防災について学ぶため「秋の防災イベント」を開催いたしました。当日は清瀬市防災防犯課により清明小校区向けの内容の講座を実施しました。

各校区での取組

このように各校区ではそれぞれ地域の特色を活かし、交流イベントや情報交換など行い、地域のつながりや安心安全なまち、誰もが支え合えるまちを目指して活動しています。

地域の交流の場に参加することで、地域で活躍している方や同じ地域に住む方とのつながりが生まれてきます。
地域を知るための情報交換の場として、また皆さんのつながりの場として円卓会議に参加してみませんか。

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