セアカゴケグモにご注意ください!

ページ番号1014346  更新日 2024年11月12日

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市内でセアカゴケグモが発見されました!

 市内において、特定外来生物に指定されているセアカゴケグモが確認されました。

 なお、確認された個体は、すでに駆除されており、現在このクモに咬まれた方、健康被害を訴えている方はおりません。

セアカゴケグモとは

 セアカゴケグモはオーストラリア原産の小型のクモですが、日本に輸入される資材などに付着して、国内に侵入してきたと考えられています。

見た目や特徴など

・メスの体長は約1cm程度、オスの体長は約5mm程度です。

 ※体長とは、頭部の先から腹部の先までの長さであり、足の長さは含みません。

・メスは毒性が強く、咬まれると痛むほか、重症化する場合もあります。

・メスは、全体が黒色で大きな球状の腹部の背面に目立った赤色の縦条があります。

 オスは、背面が灰色か褐色の地に白色の線が入っています。

・メスもオスも、腹面に赤い砂時計状の模様があります。
 

発生時期

 季節を問わず一年を通して発生が確認されます。

 

生息場所や巣の形状など

 特徴的な形状の巣をグレーチングの淵などに形成

 セアカゴケグモは以下のような条件を生息箇所として好みます。

・陽当たりのよい場所(暖かい場所を好みます)

・風通しが良い場所(湿った場所には生息しません)

・水はけがよい場所(水で巣が流されない場所に営巣します)

・エサとなる小さな昆虫が豊富にいる場所(ただし、外敵がいるような雑草の生い茂る場所には生息しません)

 

 例えば身近なところでは、グレーチング(格子状に組んだ金属製の排水溝の蓋)の淵や自動販売機の裏、公園のベンチの下、プランターと壁の間のすき間などが挙げられます。

 セアカゴケグモの巣の形状は特徴的で、日常的に見るようなクモの巣(糸を長く張ったものや中心から放射状に糸を張ったもの)とは異なります。

 セアカゴケグモは無作為に糸を放ち、糸に枯れ葉を沢山絡ませた状態の巣を形成するケースが多く見られます。

 例えばグレーチングの裏に営巣している場合は、枯れ葉の塊が浮いてグレーチングにくっついている状態に見えることがあります。

セアカゴケグモを見つけたら

 ご自宅等でセアカゴケグモを発見した場合は、絶対に素手で捕まえたり触ったりせずに、市販の殺虫剤(ピレスロイド系)を噴霧するか、なければ靴で踏み潰す等して駆除してください。
 セアカゴケグモの死骸も同様に絶対に素手では触らないでください。
 また、セアカゴケグモの卵は薬剤が効かないため、袋に詰めた後、飛び散らないように袋ごと靴で踏み潰し、袋を二重にし密閉して可燃ごみに捨ててください。

注意!

 生きた状態のクモを持って移動することは法令によって禁止されていますので決して行わないでください。
 また、卵のうも持ち出し先で孵化する可能性がありますので持ち帰らないでください。

セアカゴケグモに咬まれたら

 万が一、セアカゴケグモに咬まれてしまった場合、傷口を流水やせっけん水で洗い、できるだけ早く医療機関で診察を受けてください。

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