身近な公共施設(地域レベル)の再編に関するアンケート調査結果

ページ番号1004956  更新日 2022年3月14日

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調査の目的

清瀬市では、高度経済成長期に建設された公共施設が老朽化する一方、厳しい財政状況を踏まえるとすべての公共施設を建替えられないという課題を抱えています。そのため、市では、公共施設を再編し効率的な建替え・運営を目指すとともに、行政サービスの維持・向上を図っていくため、令和元年5月に「清瀬市公共施設再編計画」を策定しました。

中でも、特に地域市民センターや図書館等、身近な公共施設(地域レベルの公共施設)の具体的な検討にあたっては、より利用者の皆様や市民の皆様のご意見などを十分にお聞きすることが必要だと考えています。

そのため今回、「身近な公共施設の再編に関するアンケート」を実施し、利用者の皆様と住民基本台帳から無作為抽出で選ばせて頂いた市民の皆様に回答をいただきましたので、結果についてお知らせいたします。

調査概要

市民向けに郵送でアンケートを配布する方法と、利用者向けに各公共施設でアンケート用紙を配布する方法の2種類のアンケートを実施しました。

市民アンケート(身近な公共施設の再編に関する市民ニーズ調査)

対象者:清瀬市内在住の18歳以上の方
対象数:2,000人
回収数・率:829人
抽出方法:無作為抽出
調査方法:配布方法は郵送方式。回答回収は郵送または電子申請方式
調査期間:令和元年9月13日~10月7日

利用者アンケート(清瀬市 地域レベルの公共施設に関する利用者アンケート)

対象者:清瀬市内の公共施設の利用者
対象数:- (制限なし)
回収数・率:1,829件 (-%)
抽出方法:- (抽出せず)
調査方法:公共施設にて利用者に配布し回収ボックスにて回収
調査期間:令和元年8月10日頃~9月30日 ※

※一部施設で期間を追加してアンケートを行っている。

調査項目

  • (仮称)地域の拠点施設(※)に対する期待度
  • (仮称)地域の拠点施設に期待すること
  • (仮称)地域の拠点施設に不安なこと
  • 公共施設の再編案の検討手法について ※市民アンケートのみ
  • 意見交換会への出席意向 ※市民アンケートのみ
  • 意見交換会へ出席できそうな時間帯 ※市民アンケートのみ
  • 市政情報の入手方法
  • 身近な公共施設(地域レベル)の過去1年間の利用頻度 ※市民アンケートのみ
  • 地域市民センターの利用目的 ※市民アンケートのみ
  • 本日の利用について(利用日時、利用目的、交通手段、所要時間、利用頻度等) ※利用者アンケートのみ
  • 本日利用した施設の満足度 ※利用者アンケートのみ
  • 本日利用した施設の良い点 ※利用者アンケートのみ
  • 本日利用した施設の良くない点 ※利用者アンケートのみ

※「(仮称)地域の拠点施設」について、アンケートでは下記のイメージ例をもとにお伺いしています。 

図:身近な公共施設の再編のイメージ例
【身近な公共施設の再編のイメージ例】
市民のみなさまに身近な公共施設である地域市民センター(貸館)や、学童クラブ、児童館、図書館、老人いこいの家などは、小学校と同一敷地に複合化することを基本と考えています。これにより、多世代の交流促進や、地域に身近な小学校の実現、といった状況を生み出すことが期待できます。
 小学校校舎
 ・通常の校舎を想定
 ・図書室などコミュニティ施設と併用できる場合は共同利用も想定される
 コミュニティ施設
 ・貸館、学童クラブ、児童館、図書館などの複合施設
 ・校舎とは動線を分けつつ渡り廊下などで往来は可能な状態
 グラウンド・体育館など
 ・学校と地域が棲み分けながら共同利用することが想定される

回答の一部の紹介

(仮称)地域の拠点施設に対する期待度

期待をしている人(市民:47.7%、利用者:41.8%)が不安な人(市民:16%、利用者:8.3%)を上回る結果となりました。

グラフ:地域の拠点施設に対する期待度
【地域拠点に対する期待度】
・市民:21.0%(期待度5)、26.7%(期待度4)、29.3%(期待度3)、10.3%(期待度2)、5.7%(期待度1)、7.1%(無回答)
・利用者:20.0%(期待度5)、21.8%(期待度4)、28.2%(期待度3)、3.9%(期待度2)、4.4%(期待度1)、21.8%(無回答)

(仮称)地域の拠点施設に期待すること

市民アンケートでは「放課後の子どもの居場所の確保」が44.3%と一番高い割合となりました。
利用者アンケートでは「地域コミュニティの活性化」が26.9%と一番高い割合となりました。
利用者アンケートでも「放課後の子どもの居場所の確保」(17.3%)は二番目に高い割合となりました。

グラフ:地域拠点施設に期待すること
【地域拠点施設に期待すること】
・市民:学校と地域の連携強化(20.3%)、放課後の子供の居場所の確保(44.3%)、地域コミュニティの活性化(27.3%)、年齢層の違う地域住民との交流促進(22.3%)、他世代の人を思いやる心が育まれる(17.2%)、多世代共生が進む(22.8%)、オープンスペースの利用(18.0%)、複数の施設の同時利用(14.5%)、小学校施設の共同医療(12.3%)、新たな施設機能の設置(32.0%)、その他(3.1%)、無回答(4.9%)
・利用者:学校と地域の連携強化(10.6%)、放課後の子供の居場所の確保(17.3%)、地域コミュニティの活性化(26.9%)、年齢層の違う地域住民との交流促進(15.7%)、他世代の人を思いやる心が育まれる(8.0%)、多世代共生が進む(10.7%)、オープンスペースの利用(12.1%)、複数の施設の同時利用(7.2%)、小学校施設の共同医療(6.6%)、新たな施設機能の設置(12.0%)、その他(1.8%)、無回答(35.6%)

(仮称)地域の拠点施設に不安なこと

市民アンケートでは「不特定多数の人によるトラブル発生」が57.5%と一番高い割合となりました。
利用者アンケートでも「不特定多数の人によるトラブル発生」が一番高い割合となりましたが、21.3%程度となりました。

グラフ:地域拠点施設で不安なこと
【地域拠点施設で不安なこと】
・市民:不特定多数の人いよるトラブル発生(57.5%)、他世代に気を遣ってしまう(11.6%)、子供と高齢者の怪我や事故の発生(27.9%)、賑やかになりすぎる(16.4%)、施設予約がしづらい・混雑する(22.1%)、建てた施設が十分活用されない(33.7%)、公共施設が遠くなる(14.1%)、学校に入りづらい(4.8%)、その他(8.6%)、無回答(3.0%)
・利用者:不特定多数の人いよるトラブル発生(21.3%)、他世代に気を遣ってしまう(6.0%)、子供と高齢者の怪我や事故の発生(9.5%)、賑やかになりすぎる(9.8%)、施設予約がしづらい・混雑する(20.7%)、建てた施設が十分活用されない(8.4%)、公共施設が遠くなる(12.1%)、学校に入りづらい(3.1%)、その他(2.4%)、無回答(46.5%)

市政情報の入手方法

市民アンケート、利用者アンケートともに「広報」から市政情報を入手する割合が最も高い結果となりました。

グラフ:市政情報の入手媒体
【市政情報の入手媒体】
・市民:広報(77.0%)、市のHP(16.6%)、市以外のHP(0.5%)、市のSNS(2.2%)、回覧板(7.4%)、市のポスター・チラシ(22.8%)、市のメルマガ(3.1%)、テレビ・ラジオ(1.1%)、友人・知人の口コミ(13.5%)、職場・学校からの案内(3.4%)、市の情報は入手していない(6.9%)、その他(1.8%)、無回答(2.3%)
・利用者:広報(60.0%)、市のHP(18.2%)、市以外のHP(1.0%)、市のSNS(1.1%)、回覧板(5.1%)、市のポスター・チラシ(20.9%)、市のメルマガ(1.6%)、テレビ・ラジオ(1.4%)、友人・知人の口コミ(18.1%)、職場・学校からの案内(3.0%)、市の情報は入手していない(3.6%)、その他(1.9%)、無回答(18.0%)

本日利用した施設の満足度・良い点

満足度(57.4%)が不満(6.3%)を上回る結果となりました。
良い点としては「家から近い」(50.7%)、次いで「職員の対応がよい」(49.0%)の割合が高い結果となりました。

グラフ:公共施設への満足度・当該公共施設の良い点
【当該公共施設への満足度】
・利用者:28.3%(満足度5)、29.1%(満足度4)、28.6%(満足度3)、5.0%(満足度2)、1.3%(満足度1)、7.8%(無回答)
【当該公共施設の良い点】
・利用者:設備の使い勝手がよい(28.9%)、職員の対応がよい(49.0%)、家から近い(50.7%)、交通の便がよい(20.7%)、駐車場・駐輪場が広い(12.4%)、利用料がや安い・無料(24.8%)、提供しているサービスが魅力的(6.5%)、他のサービスも同時に利用可(4.0%)、施設内の環境が良い(23.5%)、その他(3.9%)、無回答(4.6%)

本日の利用について(所要時間、交通手段)

所要時間は「10分以内」が52.9%と半数以上の結果となりました。
交通手段は「徒歩」(33.5%)、次いで「自転車」(30.1%)の割合が高い結果となりました。

グラフ:公共施設への所要時間・交通手段
【当該公共施設への所要時間】
・利用者:5分以内(23.3%)、5~10分以内(29.6%)、10~30分以内(33.1%)、30分超(7.9%)、無回答(6.1%)
【当該公共施設の良い点】
・利用者:電車(8.0%)、バス(10.1%)、自家用車(自分で運転)(19.5%)、自家用車(送迎)(5.2%)、タクシー(0.4%)、バイク・原付(1.0%)、自転車(30.1%)、徒歩(33.5%)、その他(0.3%)、無回答(1.6%)

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