梅毒のことをもっと知って、予防・早期発見を
梅毒を知ろう
梅毒はどんな病気?
梅毒トレポネーマという病原体によって引き起こされます。
主に、性的接触により、口や性器などの粘膜や皮膚から感染します。
多数の相手と性的接触をもつと感染する(または感染させる)リスクが高まります。
コンドームの適切な使用により感染リスクを減らすことができます。
梅毒は早期に発見することで、適切な治療により治癒が可能です。
症状があるときや、不安なときは、早めに近くの医療機関などで検査を受けましょう。
梅毒に感染すると
梅毒に感染すると、性器や口の中に小豆から指先くらいのしこりができたり、痛み、かゆみのない発疹が手のひらや体中に広がることがあります。また、これらの症状が自然に消えても感染力が残っているのが特徴です。
治療をしないまま放置していると、数年から数十年の間に心臓や血管、脳などの複数の臓器に合併症が起き、時には死に至ることもあります。
梅毒急増中!
日本では梅毒の発生を報告する制度があります。
都内の令和6年度の梅毒報告数は3,760件で、平成11年の調査開始以来4年連続で過去最多となりました。
今年も昨年を上回るペースで感染が拡大しています。
男性は20歳から50歳代の感染が多く、女性は20歳代が多いです。10歳代の感染や妊娠合併事例も増加しています。
梅毒は、誰でも感染しうる病気です。感染しても症状がない場合もあり、治療で完治しても何度でも感染するリスクがあります。
感染予防に努め、心配があれば検査を受けて早期発見・早期治療をすることが大切です。
予防と対策を
梅毒を予防するには
梅毒の病原体である梅毒トレポネーマは、傷口からの浸出液、精液、膣分泌液、血液などの体液などに含まれており、非感染者の粘膜や傷口などと直接接触することで感染します。実際には、感染経路の多くが性器や肛門、口などの粘膜を介する性的な接触となっています。
コンドームを使用し、ご自身とパートナーの身を守りましょう。
心あたりがあるときは?
早期診断と治療が完治につながります。
梅毒に感染しているか不安なときは、早めに医療機関などを受診し検査を受けましょう。梅毒の感染は医師による診察と血液検査(抗体検査)で診断されます。
もしも感染していたら
医師の判断に応じた期間、抗菌薬を使用して治療します。
医師の判断にもよりますが、抗菌薬の注射および内服で治療します。場合によっては入院のうえ、点滴で抗菌薬の治療を行うことがあります。処方された内服薬は、医師が治療終了と判断するまで確実に飲むことが必要です。
その他の性感染症にもご注意を
性感染症の多くは、感染しても自覚症状があらわれないことが多いため感染に気づかずにパートナーに感染を広げる危険があります。性感染症の拡大を防ぐために、性感染症を知り、適切に予防しましょう。
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