清瀬の秋の風物詩清瀬産ぎんなんの販売(2019年11月29日発表)
廃棄物を特産品に?!
廃棄していた「ぎんなん」を特産品に!
清瀬市役所1階では、すっかり秋の風物詩となった「市役所産ぎんなん」の販売が始まりました。「ぎんなん」は、市内公立小学校4校に植栽された銀杏の実を加工したものです。
ぎんなんは、触ると皮膚がかぶれる、悪臭が酷いなどの理由で、2014年まではお金をかけて処分をしていました。2015年からは「処分費削減」「ごみの減量」「資源の有効活用」を目的に職員の手で加工処理をし、1袋(200g入り)200円で商品化したところ、2015年85袋、2016年705袋、2017年734袋、2018年622袋と、これまで40万円以上売り上げています。
市役所1階窓口案内では「ぎんなん」の他にも以前はお金をかけて処分していた伐採・剪定した樹木を加工した、燻製用「清瀬桜チップ」「柿の木チップ」「年輪プレート」なども「清瀬の特産品」として販売しています。
処分費を削減。更には税外収入も!
2015年から本格的に取り組んでいる「清瀬天然資源有効活用プロジェクト」では、以前は年間約400万円かかっていた処分費を0円にすることに成功。加えて2015年から2018年の4年間に特産品で315万円の売り上げがありました。令和元年も4月から現在まで約100万円売り上げています。すべて職員の手作りの特産品で、今後も地域資源を生かした取り組みを続けていきます。清瀬市の自然を活用した取り組みをぜひ取材にいらしてください。


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