第4次清瀬市長期総合計画 策定の過程
1 第4次清瀬市長期総合計画 策定方針
第4次清瀬市長期総合計画(平成28年度~平成37年度)の策定にあたり、計画の前提となる策定方針を平成25年12月にさだめ、この方針に従って計画を策定しました。方針で掲げる主な内容は下記のとおりです。
協働・すべてのまちづくりの基本
「清瀬市まちづくり基本条例」のとおり、市民参加による計画策定を行い、市民の方々への説明責任を果たすとともに、市民ニーズを的確に把握します。また、計画の実現に際しても、市民協働によるまちづくりを一つの柱として推進します。
実効性・戦略性のある計画
実行性・戦略性が担保された計画となるよう、次の点に留意して計画を策定。
- 市民や職員の意欲が喚起される誰が見ても分かりやすい計画の策定
- 社会情勢の検証
- 財政フレームの検証
- 取捨選択と優先順位付けの検討
- 目標の数値化
- 個別計画との整合性の検証
清瀬市「らしさ」の追求と創出
地域「らしさ」の追求や創出といった魅力あるまちをめざして、次の点に留意して計画を策定。
- 基礎データの収集及び分析
- 計画的な緑地保全及び公共施設整備の検討
- シティーセールス推進の検討
- 景観に配慮したまちづくりの検討
- 人口減少時代を踏まえたすべての世代が活躍できるまちづくりの検討
- 次世代教育推進の検討
※策定方針は下記関連ファイルからご覧になれます。
2 清瀬市市民満足度調査
市内在住の20歳以上の市民2,000人(無作為抽出)を対象に、「第3次清瀬市長期総合計画後期基本計画(平成21年度~平成27年度)」で掲げる施策に対する満足度や、市民生活における課題を把握するためのアンケート調査を行い、調査結果を計画策定の基礎資料としました。
※清瀬市市民満足度調査の結果は下記リンクからご覧になれます。
3 地域別懇談会
地域毎の市政の課題を「市民目線」で幅広く洗い出すため、平成26年2月2日(日曜日)、16日(日曜日)に、市域を3つに分けて地域別懇談会を開催し、南部地域「松山、竹丘、梅園、野塩」に9名、中部地域「元町、上清戸、中清戸、中里」に11名、北部地域「下清戸、旭が丘、下宿」に6名の、計26名の公募市民の方々に参加頂きました。
地域別懇談会の様子
はじめに「長期総合計画とは何か」「清瀬市の財政」「清瀬市の人口」等をご確認頂いた後、職員も各グループの輪の中に入って意見交換を行いました。
話題は、インフラ整備(道路、公共施設、交通)、人口構造(少子高齢化、人口減少)、コミュニティのあり方(自治会、ゴミだしマナー)、市民協働(高齢者の生きがいづくりや財政難といった観点からの)など、多岐に渡りました。
また「清瀬市は良いところだが知名度がない」「清瀬市の歴史を知りたい・知ってほしい」「清瀬市のPRをした方が良い」といったシティプロモーションに関するご意見も多く挙がりました。
こうしたご意見は計画策定の過程で、各会議体の資料として活用を図りました。
4 市民会議「清瀬みらいカフェ」
市の将来ビジョン(計画の「基本構想」)について「市民目線」で幅広く協議することを目的に「清瀬みらいカフェ 未来を想像 清瀬を創造」を開催し、81名の方々に参加頂きました。また、その様子について「清瀬みらいカフェ」展示会を開き、幅広く情報発信しました。「清瀬みらいカフェ」で出たご意見は、「基本構想」の議論の中で、資料として活用を図りました。
概要
- 日時
- 平成26年6月22日(日曜日)午前10時~午後1時
- 開催場所
- アミューホール
- 対象者
- 市内在住18才以上の方(無作為抽出2,500人のうち参加希望の方とその家族・友人など1名)
- 参加者
- 81名(応募者97名)
- 手法
- 「清瀬のめざすべき姿」をテーマに、4~5人の小グループをつくり、1ラウンド20分で席替えを交えながら3ラウンド実施
「清瀬みらいカフェ」の様子
市長あいさつ・市の現状説明
市長からたくさんの方の参加に喜びと感謝の意が述べられました。
話し合い(3ラウンド)
「清瀬に住んで良かったこと」「清瀬らしさ」「わたしたちが望む清瀬」を3ラウンドで話し合いました。
振り返りタイム
3ラウンドをふまえた意見や感想をひとり2枚ずつ付せんに記入し、ジャンル毎に紹介しました。
感想
数名の参加者の方に感想を発表して頂きました。
副市長あいさつ
副市長から感謝の意が述べられ、参加者の皆さまの活発な話し合いで、無事「清瀬みらいカフェ」は閉会しました。
「清瀬みらいカフェ」展示会の様子
平成26年12月23日(火曜日)から平成27年1月4日(日曜日)まで、クレアギャラリーにて展示会を開催しました。展示会では、当日参加頂いた方々が作成した模造紙や付せんをメインに飾り、「清瀬みらいカフェ」の概要や、当日の様子の写真とともに「第4次清瀬市長期総合計画」についても紹介しました。
5 小学生が描いた「10年後の清瀬」
市内の小中学生に「10年後の清瀬」をテーマとして絵・メッセージを募集し、35名の児童の皆さんから作品のご応募をいただきました。
作品は、平成26年12月10日(水曜日)から18日(木曜日)まで生涯学習センターで開催された「小学生が描いた『10年後の清瀬』絵・メッセージ みらいの清瀬を想像してみよう」において展示されるとともに、平成26年12月14日(日曜日)に、渋谷市長、坂田教育長から感謝状の贈呈が行われ、贈呈式にはたくさんのご家族の方々に参加頂きました。
ご応募頂いた作品は、第4次清瀬市長期総合計画書に掲載しています。
展示会・贈呈式の様子
展示会の様子
展示ホールは絵23作品、メッセージ17作品によって色とりどりの「未来」に包まれました。
贈呈式の様子
10年後に20歳を迎える児童もいるなか、一緒に未来を創る仲間として感謝状が贈呈されました。
6 清瀬市長期総合計画策定審議会
清瀬市長期総合計画策定審議会では、平成26年7月、渋谷市長より「第4次清瀬市長期総合計画 基本構想」策定の諮問を受け、全11回にわたり審議を重ね、平成27年3月31日、25人の委員の皆さんを代表して、明治大学政治経済学部教授の星野会長より、渋谷市長へ答申がされました。(答申書の全文は、下記、関連ファイルよりご覧頂けます。)
委員の皆さんは、普段よりまちづくりへの関心の高い市民の方々、地域の課題解決に取り組まれている団体代表の方々、医療・福祉・行財政をテーマに研究をされている学識者の方々などで構成され、当日のみならず、その前後においても、膨大な資料を読み込んで頂き「これからの10年間の清瀬市」の方向性を話し合って頂きました。
この答申をもとに、平成27年9月29日、市議会での議決を経て「第4次清瀬市長期総合計画」の基本構想を策定しました。
※審議会の開催記録は下記リンクからご覧になれます。
関連ファイル
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