市史編さん草子「市史で候」 五十七の巻 「市史編さん委員会を、覗き見」

五十七の巻：「市史編さん委員会を、覗き見」【平成31年4月5日更新】

清瀬市史編さん委員会は、学識経験者、市内団体代表、公募、市理事者の13名の委員によって構成されています。

年3回、委員会を開催し、市史編さん事業の方針決定や進捗状況の確認を行っています。
委員会は傍聴可。各回の議事要旨を市のホームページで公開しています。

2018年度第3回目の委員会が、3月25日に開催されました。
委員会のようすを覗いてみましょう。
コンコン、失礼しまーす。

今回の委員会は、本庁舎4階の第2委員会室で開催

市史の刊行に向けて、時代ごとの専門部会による調査が、それぞれに進められているところですが、今回は、年度最後の市史編さん委員会なので、各専門部会から一年間の活動報告と、次年度の活動計画の発表がなされました。
委員のみなさんが、資料を見ながら聞き入っています。

続いての議題は、刊行計画について

2019年度、いよいよ最初の1冊『清瀬市史3　資料編 古代・中世』が刊行されます。
今回の委員会では、その刊行スケジュールも確認しました。

え？ 1冊目なのに、「3」なの？
はい。
これを説明するには、市史の名称についてお話しておかなくてはなりませんね。

清瀬市史編さん委員会では、2018年3月、新しい市史の名前を決めるという大きな仕事をしました。

市報で連載している「市史で候mini」の記事「キミの名は」でもご紹介しました（「市報 きよせ」2019年4月1日号　記事を右に掲載）が、タイトルだけを改めて。

刊行順に、2019年度から年1巻ずつ、

• 『清瀬市史3 資料編 古代・中世』
• 『清瀬市史4 資料編 近世』
• 『清瀬市史6 資料編 現代』
• 『清瀬市史2 資料編 考古』
• 『清瀬市史5 資料編 近代』
• 『清瀬市史1 通史編』

通史編の刊行は2024年度、このほど決まった元号でいうところの令和6年度、です。

今回の委員会で刊行スケジュールを確認したものが、もうひとつあります。
市制施行50周年記念誌です。

清瀬市史編さん委員会では当初から、本編とは別に、新しい市史の啓発版も出したいと考えていました。
これが、2020年に市制施行50周年記念誌という形で出されることになり、2019年度にはその編集作業が始まるという次第です。

清瀬が「市」になってからを中心とする時代については写真をベースに、ずっと前の時代については図版をベースに、解説を加えながら清瀬の歴史をふりかえる、そんな構成を考えています。

まちの歴史が写る写真を、と市報で提供を呼びかけた際には、市民の方々から多数お寄せいただき、ありがとうございました。
市の広報や議会事務局が撮った写真なども加えた中から、主だった柱となる項目ごとに写真を選定し、解説を加えていく作業を開始します。

市史編さん委員会の議事要旨は市のホームページで公開していますが、会議風景の写真公開は今回が初めて。
こんな感じで開催しています。

ちなみに写真に写る3月の委員会議事要旨は、現在確認作業中。近く、公開予定です。

今後ともよろしくおねがいします。

事務局＝企画部市史編さん室

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