令和元年度清瀬市平和祈念展等実行委員会

ページ番号1002862  更新日 2020年8月30日

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令和元年度清瀬市平和祈念展等実行委員会事業報告

昭和57(1982)年9月の清瀬市議会で「非核清瀬市宣言」が議決され、今年で38年目を迎えました。清瀬市では、昭和61(1986)年度から実施してきた平和祈念展を平成18(2006)年度より企画の段階から市民の参加を得ることにより、市民と市の協働による新たな平和祈念展とするため、市民公募委員で組織する清瀬市平和祈念展等実行委員会が設置され、企画が進められました。

平成31(2019)年度の実行委員会では、これまでに開催した『平和祈念フェスタin清瀬』の企画を参考に、10回にわたる委員会を開催し審議を重ね、『平和祈念フェスタin清瀬』を企画しました。広島・長崎に原爆が投下された8月にはマジックショーのオープニングを皮切りに、ピース・エンジェルズと市民団体による広島からの報告会、ICAN(核兵器廃絶国際キャンペーン)運営委員 川崎哲氏の講演会、展示会及び平和映画祭を企画しました。また例年東京大空襲があった3月においても、平和祈念フェスタを開催してきましたが今年は新型コロナウイルス感染症の感染拡大リスクから開催を見合わせました。3月の開催中止は大変残念ではありますが、今後も市民のみなさんに戦争の悲惨さ、平和の大切さ、人命の尊さを広く伝え、平和についてあらためて考えていただくことを目的に開催していきます。

また、『平和祈念フェスタin清瀬』の開催には、実行委員だけでなく、講演会でお話しいただいたみなさん、報告会に参加いただいたピース・エンジェルズと平和団体のみなさん、展示会に資料をお貸しいただいたみなさん、各会場に参加いただいたみなさんの平和への想いが開催につながったことを報告いたします。

さらに実行委員会では、「清瀬市においても、戦争に関する事実が存在したことを風化させることなく市民のみなさんに伝えていく。」ということをめざして、市内の戦時遺跡、戦争体験者のお話しなどを撮影・記録したビデオ『わが町清瀬「戦争と平和」を歩く』を制作しています。そして、このビデオをもとに空襲や学童疎開などを記録したパンフレット「清瀬と戦争2015年版」も作成しています。今後も多くのみなさんにわたしたちの身近に起きた戦争の爪痕を知っていただくことを通して「戦争と平和」について考えていただく活動も続けてまいります。

令和2年3月

清瀬市平和祈念展等実行委員会の開催

第1回実行委員会 令和元年4月10日
第2回実行委員会 令和元年5月10日
第3回実行委員会 令和元年6月7日
第4回実行委員会 令和元年6月27日
第5回実行委員会 令和元年7月11日
第6回実行委員会 令和元年9月25日
第7回実行委員会 令和元年10月30日
第8回実行委員会 令和元年11月27日
第9回実行委員会 令和元年12月20日
第10回実行委員会 令和2年1月15日
第11回実行委員会 令和2年3月4日

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