令和2年度清瀬市平和祈念展等実行委員会

ページ番号1009122  更新日 2021年6月30日

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令和2年度清瀬市平和祈念展等実行委員会事業報告

昭和57(1982)年9月の清瀬市議会で「非核清瀬市宣言」が議決され、今年で39年目を迎えました。清瀬市では、昭和61(1986)年度から実施してきた平和祈念展を平成18(2006)年度より企画の段階から市民の参加を得ることにより、市民と市の協働による新たな平和祈念展とするため、市民公募委員で組織する清瀬市平和祈念展等実行委員会が設置され、企画が進められました。
令和2(2020)年度の実行委員会では、これまでに開催した『平和祈念フェスタin清瀬』の企画等を参考に、委員会会議を開催し審議を行い、コロナ禍においても工夫を重ね『平和祈念フェスタin清瀬』を企画しました。広島・長崎に原爆が投下された8月は残念ながら中止としましたが、11月には展示会、12月には映画上映会を開催しました。また東京大空襲のあった3月では、東京大空襲関連の写真パネルなどの展示会を開催し、戦時中を体験した委員による語りの記録作成も実施しました。今年度も残念ながら新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から講座等の開催中止がありましたが清瀬市平和祈念展等実行委員会は展示やイベントなどの事業を開催し次世代が引き継いでいくように来場者のみなさんへ戦争の悲惨さ、平和の大切さ、人命の尊さを広く周知することができました。
『平和祈念フェスタin清瀬』の開催は、実行委員だけでなく、これまで音楽演奏や講演会でご出演いただいたみなさん、ピース・エンジェルズと平和団体のみなさん、展示会に資料をお貸しいただいたみなさん、各会場に参加いただいた来場者のみなさんの平和希求への想いがつまっていることを報告します。
また実行委員会では、「清瀬市においても、戦争に関する事実が存在したことを風化させることなく市民のみなさんに伝えていく。」ということをめざして、市内の戦時遺跡、戦争体験者のお話しなどを撮影・記録したビデオ『わが町清瀬「戦争と平和」を歩く』を制作しています。そして、このビデオをもとに空襲や学童疎開などを記録したパンフレットも作成しています。加えて、「清瀬と戦争」の展示用パネルも随時、更新し作成しています。今後も多くのみなさんにわたしたちの身近に起きた戦争の爪痕を知っていただくことを通して「戦争と平和」について、とりわけこれからの世代に平和への想いが深まりあらためて考えていただくきっかけがつくれるよう活動を続けてまいります。
 

令和3年3月

清瀬市平和祈念展等実行委員会の開催

第1回実行委員会 令和2年10月1日
第2回実行委員会 令和2年10月29日
第3回実行委員会 令和2年12月17日
第4回実行委員会 令和3年1月19日
第5回実行委員会 令和3年2月16日
第6回実行委員会 令和3年3月23日
第7回実行委員会 令和3年4月13日

 

YouTubeにて「戦争時代の体験を聞く」を配信中

画像:動画のサムネイル

下記リンクから動画をご覧いただけます。なお、通信料は利用者の負担となります。

清瀬市平和記念展等実行委員会 「戦争時代の体験を聞く」(57分)

語り部:鎌田幸子(昭和7(1937)年生まれ)
聞き手:佐合朗子(大学生、元ピース・エンジェルズ)、西方多未(大学生)
編集:有原誠治

※鎌田幸子さんのお話しは、ご本人の記憶に基づいています。DVD編集の際、手を加えていません。

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