市史編さん草子「市史で候」 七十六の巻 「薫風に新庁舎」
七十六の巻:「薫風に 新庁舎」【令和3年7月15日更新】
令和3年(2021)5月、清瀬市役所新庁舎での業務がはじまりました。
免震構造。地下1階(公用車駐車場)、地上4階。
白い壁と、日よけルーバーに市の木ケヤキをあしらったデザインが印象的です。
令和の新庁舎、1階から4階までのフロアご案内は下記のとおり。
「市史で候」三十六の巻「新旧『新庁舎』」でご紹介したように、前回、昭和48年の「新庁舎」も5月のはじめ、緑の風に吹かれての開庁でした。
薫風に新庁舎。昭和と令和の新庁舎をちょっと数字で比べてみましょう。
まず、器の大きさ(延床面積)は、約5,000平方メートル → 約10,000平方メートル
次に、収容目標職員数、つまり組織の大きさは、 336名 → 382名
『市報 きよせ』昭和46年(1971)12月15日号に、当時計画中の新築庁舎の予定平面図が載っていました。
今回の新庁舎への引っ越し直前の「間取り」とは異なりますが、半世紀前の計画は、こんな感じでした。(『市報きよせ 縮刷版(第1巻)』p579掲載)
記事によれば、庁舎が狭いために分散している福祉事務所や教育委員会事務局も、すべて新庁舎に収容。
「利用される市民のみなさんが、市役所においでになったときに一度で用事がたせることになります」
「新庁舎が『市民のための庁舎』として、市民のみなさんの利用しやすいようにということを第一に設計しました」とあります。
半世紀の後、今回のコンセプトは「立ち寄りやすく」「居心地よく」「災害に強く」「環境に優しく」。
底流にあるものは、変わりませんね。
「市民・地域・自然とつながる、公園のような庁舎」 お散歩がてら、お訪ねください。
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