第1回清瀬さんぽ　街並み発掘探検隊　景観レポート

平成24年8月18日土曜日に、第1回清瀬さんぽ街並み発掘探検隊を開催いたしました。

参加者13名、まちづくり課の職員3名と合計16名のメンバー。

第1回は中清戸・下清戸地域のコースです。

コミュニティプラザひまわりを出発し中清戸稲荷に立ち寄って、気象衛星センターへ。

立派なけやきに守られて趣きがありますね、住宅地を抜けて新道、志木街道と新旧二つの街道をわたり、畑道を抜けてけやき通りへ向かいます。

志木街道→けやき通りへの畑道
御殿山緑地で少し涼んでここが折り返し地点。また畑道を通り再び志木街道、長命寺のへと向かいます。

八小の向かいにある御殿山緑地。江戸時代に鷹狩りに来る殿さまのための御殿があったとか。
郷土博物館から借りてきた資料で、歩いている場所（志木街道）の40年前の写真を見たりしながら今回のクライマックスひまわりフェスティバルへ。

昭和47年の同じ場所です。
フェスティバル開催初日だったのですがだいぶひまわりも咲いていて、きれいに並んでお天道様に顔を向けている光景を眺めることができました。

ちょっぴりかき氷の道草をして、出発したコミュニティプラザひまわりへと帰ってまいりました。

景観レポート

参加者の方に、今回歩いた中で一番印象に残った景観について、写真とコメントを頂きました。

緑のほっとスポット　御殿山緑地

どの季節でもホッとできる場所、休めるベンチやミニテーブルがあるとなお良いのでは。

道ばたの花

可愛く虹みたいでキレイな花。ゴミもなく、キレイな花がいっぱい咲いているまちにしたい。

畑道

車の通らない安心してのんびり歩ける畑道は貴重な存在。反面人通りの少ない夜間は注意が必要なのだが。

清瀬のビバリーヒルズ！？　グリーンタウン

古いながらも1つのタウンとして趣きがある。オレンジの屋根も緑とマッチしている。

野菜直売所

直売所が多くて、畑の多さを実感。この自然をいつまでも残していきたい。

富士山ポイント

畑がまとまって残っているため、見晴らしがよく、田舎を思い出すような穏やかな気分になれる。

ひまわりフェスティバル

咲き始めの段階で同じ方向を向いた花がとても素晴らしい。清瀬を代表する花になってほしい。

この他にもたくさんのご意見頂きました。ご協力いただきまして本当にありがとうございます！！

まちづくり課より

第1回の中清戸・下清戸地区は、生産緑地も多く残されていて、そのため今回はたくさんの車が入れないような畑道を通りました。この畑道が、参加者の方たちからとてもとても評判が良く、こんなにまとまった畑と畑道があるということを初めて知ったという方もいて、清瀬の景観を再認識していただけました。

まとまった畑というのは、その大部分が「生産緑地」というものに指定されていて、指定されてから30年間は原則営農していただくことになっています。しかし、今回とても評判の良かった車の通れないような畑道については、もし隣接する土地で開発が行われる場合、統一してこのような赤道（細道）は拡幅してもらうことを市として指導しています。これは、最近防災面でもよく課題として取り上げられているような、入り組んだ細い道しかない住宅地などを造らないためであり、市街地の整備にはとても重要なことであります。ただ、全部が全部だと、こういう畑道はいずれなくなってしまいますね。今後の検討課題とさせていただきます。

その他にも、道路の安全面に対する指摘や、公園の改善案などたくさんの貴重なご意見を伺うことができました。得られた情報・ご意見を他課とも共有して改善できる部分については常時取り組んで参りたいと思います。

一緒により良い清瀬のまちをつくっていきましょう！！

第2回清瀬さんぽ

第2回は上清戸・松山地域。駅周辺地域からけやきロードギャラリーなどを巡ります。
11月17日（土曜日）午前9時から正午に開催します。
第2回もたくさんの方のご参加をお待ちしております。