ひかる梅

ページ番号1002327  更新日 2020年9月9日

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イラスト:ひかる梅

下清戸2丁目の志木街道沿いにある長命寺。そのお堂に祀られている清瀬薬師にまつわる話、ひかる梅は「長命寺文書」に残されています。

さて、清瀬薬師の縁起と薬師如来への信心の大切さを説く言い伝え、ひかる梅とは。清瀬薬師は、元々、新田家に代々伝わる薬師様だったそうです。時の頃は戦国、新田義貞の子義興は、金山城(群馬県太田市)主でした。本来薬師様はお堂に祭るものですが、義興は信心をおこたり、宝蔵の中に仕まい込んでいたのです。ある日の夕暮れ、宝蔵の中から光が放ち、しばらくして消えたので、家来が蔵の中をのぞいてみると、不思議なことに薬師様が姿を消していました。

その夜、敵が攻めて来て城は落ちたそうです。それから長い年月がたち、行春というお坊さんが日夜修行に励んでいると、梅の樹が光り根から薬師様が出てきたので、お堂に祀りました。この薬師様の霊験により、丸薬を調剤したところ大変効力があり、病人を救う薬師様として民衆の信仰を集めました。

その後、再びこの地の古い梅のこずえより発見され、長命寺に祀られたそうです。

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