石仏や石碑などの調査報告

ページ番号1002737  更新日 2020年9月28日

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清瀬市内のいろいろな場所に石仏や石碑があります。
実際には、どんなものが、どれぐらいの数あるのでしょうか。

市史編さん室では、平成28年度から平成29年度にかけて、市内の石仏・石碑などの実踏調査を行ないました。
その途中経過をご報告いたします。

今回の調査は、これまでに刊行されている本などから、石仏や石碑の目星をつけ、それを基に周辺を確認していく、という形で行ないました。
調査の基準は、将来、例えば数十年後にも残っているだろうもの。
お地蔵さんや記念碑ばかりでなく、鳥居や手水石(ちょうずいし)など、石でできたものを基本的な調査対象としました。

写真:野塩の庚申塔

調査の結果、その総数は463
どんなものがあったのかについては、ページ下部の表をご覧ください。

馬頭観音や庚申塔には、像が刻まれているものと文字だけのものがあり、地蔵菩薩には一体のもの、三体のもの、六体のもの(六地蔵)があるなど、同じ分類でも形はさまざまです。
また、分類する際には、形状に重きをおくか、建立の主旨に重きをおくか悩んだものも多々ありました。

今回の調査は個人宅内や個人墓地を除いているため、市内の全ての石仏・石碑を確認したものではありませんが、清瀬市には少なくともこれだけのものがある、というご報告ができます。

写真:下宿の稲荷

調査をしてみると、石段や手水石のように普段、当たり前に見過ごしているものが、実は江戸時代から建っているものだったという発見もありました。
また、石仏や石碑には、建立した人の名前や建立した理由など、当時の様子を探る一助となる情報が刻まれているものも多くあります。
更に調査の中で、周辺の道についての情報が刻まれているのに場所が動いてしまっていたものもあることが分かり、現在ばかりではなく過去の情報を集める必要があることも今後の課題として見えてきました。


石仏・石碑の情報、特に、昔はここにあった等ということをご存じの方は、市史編さん室まで是非ご一報ください。


表:石仏石碑、地蔵菩薩・六地蔵76、石灯篭88など、総数463

  • ※1 石灯篭のように対や複数のまとまりで建立されているものは、いずれかに年が記載されていれば他も同じ年だと判断した。
    また、六地蔵は「6」、対の狛犬は「2」のように、総数を報告している。
  • ※2 廻国塔(かいこくとう)…大乗妙典と呼ばれる法華経を六十六部作り、それを一部ずつ霊場に納める目的で国々を廻ったり、廻っていることを銘文にした塔のこと。(『日本石仏辞典 第二版』より)
  • ※3 読誦塔(どくじゅとう)…特定の経典を読誦した記念に建てたもの。(『日本石仏辞典 第二版』より)
  • ※4 名号塔(みょうごうとう)…阿弥陀如来の名をたたえる「南無阿弥陀仏」を名号または六字名号と呼ぶ。(『日本石仏辞典 第二版』より)
  • ※5 石段は年号が刻まれているもののみを数えた。

 

清瀬の石仏や石碑に関する参考文献

  • 山本亮一「清瀬町の石造遺物について」(武蔵野文化協会『武蔵野』第42巻第2号 昭和38年)
  • 『清瀬市史』 昭和48年
  • 清瀬市郷土研究会『清瀬の石碑』昭和60年

石仏や石碑全般に関する参考文献

  • 庚申塔懇話会『日本石仏辞典 第二版』雄山閣出版 昭和55年
  • 青梅市教育委員会『青梅市の石仏』昭和49年
  • 国立市教育委員会『くにたちの石造物を歩く』平成11年

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