ペットの災害対策

ページ番号1007825  更新日 2023年2月1日

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ペットの災害対策

災害はいつ起こるか分かりません。災害が起こったときに最初に行うことは、もちろん飼い主自身や家族の安全確保ですが、ペットの安全確保についても普段から考え備えておく必要があります。

 

~ペットと一緒に避難する「同行避難」とは~

 同行避難とは、災害発生時に飼い主が飼育しているペット(家庭動物等のうち、犬・猫・小動物)を同行し、避難所に安全避難することです。同行避難は避難所での人とペットが同一の空間で居住することを意味するものではありません。
 なお、身体障害補助犬法で定められた補助犬(盲導犬、介助犬、聴導犬)については、避難所で居住スペースに入ることができます。
 また、自宅の災害リスクによっては、自宅での安全確保も可能なため、避難所に行く必要はありません。安全な親戚や知人宅に避難することやペットの預け先の確保も検討しましょう。ペットのストレス負担を軽減することもできます。
 ただし、自宅での生活の継続が困難な場合など、避難が必要となった際は自分自身や家族の安全を第一に考え、市内で避難所が開設された場合はペットを連れて避難しましょう。避難所では避難所運営係員の指示に従って行動してください。
 

~同行避難時の注意事項~

災害発生時に慌てないために

【避難場所の確認】
 普段から家族で最寄りの避難場所や避難経路について確認しておきましょう。

動物の管理としつけ

【身元表示】
 突然の災害に驚いてペットが逃げ出してしまい、飼い主と離れ離れになってしまう可能性もあります。はぐれてしまったペットが飼い主の元に戻れるよう、身元表示をしましょう。

 ※犬は狂犬病予防法において鑑札及び注射済票の装着が義務付けられています。

【健康管理】
 同行避難した先では多くの動物が集まり、自分のペットが他の動物と一緒に過ごすことになるかもしれません。また、慣れない環境で過ごすストレスから体調を崩すこともあります。感染症の蔓延を防ぎ、ペットの健康を守るためにも日ごろからの健康管理が重要です。体を清潔に保ち、狂犬病予防注射(犬)や混合ワクチンのほか、ノミなどの外部寄生虫の駆除を行いましょう。

【しつけ】
 安全かつ速やかに避難できるように、また、避難所において周囲に迷惑をかけないように、普段からしつけを行い飼い主がきちんとコントロールできるようにしましょう。いざという時に動物のストレスを少なくすることにもつながります。

【防災用品の備蓄】
 ペットのための備えは飼い主の責任です。最低でも5日分、できれば7日分を目安にペットの防災用品を備蓄しておきましょう。

避難所でのペット受入スペース

避難所には、動物が苦手な人やペットのアレルギーを持った人もいるため、人とペットの居住区は分けます。ペットの避難場所は敷地内の屋外にテントなどで、ペットが雨などに濡れないように対策をして飼養場所を確保します。ペットはケージ内や繋ぎとめにより飼養することになります。
風水害時はテントを屋外に立てることは危険であることや台風等の風水害はある程度発生の予測が可能であるため、避難所以外の避難先やペットの預け先の確保により対応していただくことを原則とし、同行避難はお控えいただくようご協力お願いいたします。
 

飼い主の自己責任について

災害時には何より人命が優先され、ペットについては飼い主の「自助」が基本となります。
避難所ではペットの飼養スペースを設け、飼い主が責任を持って世話をします。
避難所には動物が苦手な方やアレルギーの方などさまざまな方が集まりますので、飼い主としての配慮が必要です。
ペットの受入れを理解してもらえるよう、飼い主の責任として、日頃から準備をしておきましょう。

 

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