地域特性を生かした市内初の取組み　農福連携を目的とする農地の賃貸借が実現しました～清瀬の強み、「農業」と「福祉」が連携～（2024年2月21日発表）

社会福祉法人椎の木会(以下、「椎の木会」という)が業務提携した農業法人と市内の農地所有者との間で、市内で初めて農福連携を目的とする「都市農地の貸借の円滑化に関する法律」に基づく農地の賃貸借が成立しましたので、おしらせします。
【概要】
椎の木会は、清瀬市内で就労支援施設等を運営しており、障害のある方に対する福祉サービスを長年にわたり提供しております。
今回、椎の木会と業務提携した農業法人と市内の農地所有者が、農福連携を目的とする農地の賃貸借契約の締結に至ったことは、市内初の取組みです。
今後、農地を活用し、就労支援の一環としてブルーベリーや露地野菜の栽培などを行い、農業分野での障害のある方のさらなる活躍を目指します。
「健幸でともに支え合うまち」を将来像として掲げる清瀬市として、清瀬市農業委員会とともに、農福連携に関する取組みを引き続きサポートしてまいります。
なお、本取組みは、一般社団法人東京都農業会議が実施する生産緑地の長期賃貸借への奨励事業の対象として都内3例目となります。

賃借人：合同会社Berry Farm Tokyo
地区：清瀬市野塩
面積：約2,400㎡
賃貸借期間：10年間
 

都市農地の貸借の円滑化に関する法律

都市農地の貸借の円滑化に関する法律は、都市農地の貸借の円滑化のための措置を講ずることにより、都市農地の有効な活用を図り、もって都市農業の健全な発展に寄与するとともに、都市農業の有する機能の発揮を通じて都市住民の生活の向上に資することを目的とするものです。

問い合わせ

産業振興課農政係（電話）042-497-2052