市史編さん草子「市史で候」 三十七の巻 「『市史研究 きよせ』第2号 出来!」
三十七の巻:「『市史研究 きよせ』第2号 出来!」【平成29年5月26日更新】
お待たせしました。『市史研究 きよせ』第2号 出来!
今回の表紙はさわやかな水色。
表紙を飾るのは、平成9(1997)年撮影の旭が丘団地「名店会 団地センター」入口です。
「団地センター」といえば、去年の今頃公開された、是枝裕和監督の映画『海よりもまだ深く』。
映画の舞台となったのも、旭が丘団地でした。
清瀬駅行きのバスを待つ、阿部寛さん演じる良多。
見送る母親役は樹木希林さん。
「団地センター」は、ふたりがいたバス停の名前でもあります。
映画をなつかしく思い出される方もいらっしゃるのでは。
さて、『市史研究 きよせ』。
市史編さん事業の機関誌として、昨年創刊されました。
第1号は、もうお読みいただけたでしょうか。
市史編さん事業では、考古、古代・中世、近世、近代、現代という各専門部会による調査研究が進められています。
これら5つの専門部会の調査成果を『市史研究 きよせ』に掲載。みなさまにお知らせしていきます。
毎年度の刊行を通して、市史編さん事業へのご理解をいただき、地域の歴史に対する関心を高めていただきたい!
『市史研究 きよせ』は、この熱い思いで作られております。
第2号では、「市民が語る清瀬の歴史」と題し、近代部会・現代部会の聞き取り調査のなかから「清瀬の空襲」にテーマを絞ってまとめた報告を掲載。
また、古代・中世部会による平成27年・28年度の調査報告として、古文書についての専門的な考察が掲載されていて、口絵にも文書(もんじょ)写真が載っています。
「専門部会の動き」では、各部会の活動報告のほか、それぞれの部会が調査のポイントと考えていることや、部会長の横顔についてもご紹介。
改めて第2号の目次をご紹介しましょう
- 口絵
- 大石真月斎の受給文書
- きよせ懐かし写真館 清瀬駅北口
- 平成27年・28年度の古文書調査報告 古代・中世部会
- 新出史料紹介「東寺観智院金剛蔵文書」上杉憲顕奉書写 木下 聡
- 大阪青山歴史文学博物館所蔵 大石真月斎の受給文書の紹介 小川 雄
- 研究ノート「正木武膳家譜」について―北条氏照発給文書を中心に― 石渡洋平
- 新出史料紹介 一色氏久宛て「北条氏照書状」について 新井浩文
- 市民が語る清瀬の歴史 近代部会・現代部会
- 清瀬の空襲(1) 金子長平さんに聞く
- 清瀬の空襲(2) 村山清治さんに聞く
- 清瀬の空襲(3) 齊藤靖夫さんに聞く
- 講演会報告「清戸の戦国と江戸 『市史研究 きよせ』を読む」
- 専門部会の動き
- 市史編さん覚書
- 基本方針
- 編さん委員会開催状況
- 「市史で候」タイトル一覧
- 関係者名簿
ちなみに「きよせ懐かし写真館」は、巻頭カラーページに掲載。こんな感じです。
え? 小さくてよく見えない?
それでは、ぜひ、現物をお手に取ってじっくりご覧ください。
『市史研究 きよせ』第2号は、市内各図書館でご覧いただけるほか、
6月より清瀬市役所1階受付、郷土博物館にて1冊300円で販売予定です。
お読みいただいて、感想をお寄せいただけると、市史爺(ししじい)も喜びます。
よろしくお願いします。
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