税(住民・固定資産・軽自動車税) よくある質問

ページ番号1002959  更新日 2020年8月30日

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質問宅地の評価が下がっているのに、なぜ固定資産税は上がるのですか?

回答

平成6年度税法改正で、固定資産の評価は地価公示価格の7割を目途として行われることになりました。しかし、平成6年度以前は多くの地域で地価公示価格の7割より低い割合で評価を行っていたことから、宅地の評価額が平均して約4倍に上昇してしまいました。それに伴い、評価額をもとに算出される固定資産税額も約4倍になります。しかし、このように土地所有者の税負担を激変させることは大きな混乱を招くことになりますので、税負担をなだらかに上昇させる措置がとられました。この措置を「負担調整措置」といいます。この負担調整措置により、評価額に対する前年度の税の負担率が高い土地は、税負担が引き下げられたり、据え置かれたりします。他方で、税負担率の低い土地は、税負担をゆるやかに引き上げるという調整を行っております。
この仕組みによって、評価額が下がっていても、税の負担率が低かった土地の固定資産税が上がることになります。

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