第6回 身近な道路の愛称(令和7年6月1日号)

前回のコラムでは、「志木街道」で拡張工事などの道路整備が昭和50年代に行われたことを紹介しました。
清瀬駅北口から北へ延びる「けやき通り」も同時期である昭和49年から整備された道路の1つです。当時は「けやき通り」という名前はなく、「東2等2種20号線」という名称があるだけでした。しかし「数字の名前だとなじみにくい」という声を受け、これ以外の道路も含め、市制施行10周年記念事業の一環として8か所の道路の愛称を募集することにしました。
応募資格は清瀬市在住の方で、募集期間は昭和55 年7月1日から7月31日まででした。その後、8月30日までに延長され、42名202 件の応募から「その道路に最もふさわしいもの」、「その愛称が市民に愛され、長く親しまれるもの」などの基準で(1)「柳瀬川通り」、(2)「旭が丘通り」、(3)「市役所通り」、(4)「けやき通り」、(5)「ひまわり通り」、(6)「図書館通り」、(7)「竹丘中央通り」、(8)「緑陰通り」の愛称が決まりました。これらは昭和55年10月5日の市制10 周年記念イベント、昭和55年10月15日号の市報で発表されました。昭和56年3月1日号の市報には各道路に「道路愛称掲示板」が設置されたことが記載されています。
当時決まった愛称は今も私達の生活のなかにあり、長く親しまれています。
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