鍵のレスキューサービス商法(令和7年6月15日掲載)

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ページ番号1014907  更新日 2025年6月15日

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鍵開けをする作業員。終了後、請求書を見て青ざめる女性

レスキュー商法で高額請求!~ネットの格安広告にご注意!

(事例)

昨日、買い物帰りに家の鍵を失くしたことに気づき、ネット検索で一番上に表示された「鍵開け4,900円~」という広告の業者に依頼した。業者が到着すると開錠作業の条件として職業・家族構成を聞かれ、全て答えた。作業前に料金を尋ねたところ「1万5千円~13万円だが、作業を始めてみないと正確な料金は出せない」と言われたが、まさか10万円を超えることは無いだろうと考え依頼した。作業を見るなと言われその場を離れたが、戻ると鍵が壊されており、現金で11万円支払えと言われた。高額な請求に驚いたが、業者が威圧的で怖かったので支払うしかなかった。納得できない。

(アドバイス)

突然「トイレが詰まった」「蛇口の水漏れが止まらない」「鍵を失くして家に入れない」といったトラブルに見舞われ、ネットで探した業者に依頼したところ、思わぬ高額請求を受けたという、いわゆるレスキュー商法の被害が深刻化しています。事例のようにネット広告の価格と実際の請求額がかけ離れている場合はクーリング・オフが可能ですが、それにも応じない悪質業者が多く、その場合交渉は困難です。このケースでは相談者に法律上の説明をし、センターが返金交渉を行うことを提案しましたが、悩んだ末、業者に個人情報や家族構成などを知られている為、報復を恐れ、返金は諦めるとのことでした。こうした被害に遭わない為には、「〇〇円~」などネット広告の安価な金額表示を鵜呑みにしないこと、複数の業者から見積もりを取ること、少しでも不安を感じたら作業を断ること、その場で支払いをしないこと等が重要です。また、緊急時に備えて日頃から信頼のおける業者を調べておくと安心です。事業者との契約でお困りの際は消費生活センターに相談してください。

問い合わせ 消費生活センター 042-495-6212(相談専用)
つながらない場合は、042-495-6211へ

 

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