第6回 2代目清瀬駅誕生(令和6年3月1日号)

ページ番号1013532  更新日 2024年3月1日

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画像:昭和28年~昭和30年代(北口)
昭和28年~昭和30年代(北口)

 清瀬駅を開業した武蔵野鉄道は、昭和20年(1945)9月に旧西武鉄道株式会社、そして食糧増産株式会社と合併し西武農業鉄道になり、翌年11月にはさらに名称が変わり現在の西武鉄道株式会社が誕生しました。
 一方、路線名も昭和27年(1952)に現在の名称である西武池袋線が誕生し、この時期に皆さんが知っている西武鉄道になりました。当時、路線の複線化が所沢駅方面に進んでおり、昭和28年(1953)9月に清瀬駅まで複線化が完成しました。そして、この年に戦前から始まっていた屎尿運搬も終了しています。この西武池袋線の複線化に伴い、新しい駅舎などが必要になったことから、新築工事が行われ、同年11月に大正末期に建てられた木造平屋造りの初代清瀬駅から鉄筋コンクリート造りの2代目清瀬駅が誕生しました。
 当時の写真を見てみると、初代清瀬駅は和風の様相でしたが、2代目清瀬駅は洋風の雰囲気で外面は白色でした。改札口正面の上には「清瀬驛」の文字、側面には「西武電車 清瀬驛」の看板が付けられていました。 その後、改札口正面上の「清瀬驛」の文字はなくなり、「西武電車 清瀬駅」の看板が付け替えられています。駅内に備え付けられた売店も2代目清瀬駅では外側に新たに作られています。新しくなった清瀬駅周辺には電話ボックスやタクシー乗り場などが誕生し、どんどん発展していきました。

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