第11回 清瀬駅の乗客数(令和6年11月1日号)
清瀬駅の1日の乗降客数は、令和5年(2023)は1日平均61,146人となっています。西武鉄道の全体92駅の中で上から13番目に位置しています。
それでは、大正13年(1924 )の開業当時の乗降客数を調べてみましょう。大正15年(1926)に東京府が作成した大正13年度の東京府統計書によると51人となっています。当時、農村であったことから、乗降客数が少なかったようです。昭和10年(1935)の1日の乗降客数は以前紹介したように286人でありますが、戦後になると急激に増加し、2,000人を超え、昭和30年(1955)には約14,000人になりました。この背景には、清瀬駅南側に結核療養所が数多く設立され、見舞客の増加や人口が増加したことが要因に挙げられます。さらに、清瀬市になった後の昭和49年(1974)には1日の乗降客数が42,789人と4万人を超え、清瀬駅北口再開発事業が完了した平成7年(1995)には72,257人になりました。その後、平成16年(2004)~平成20年(2008)にかけては1日の乗降客数が70,000人を超えていましたが、徐々に減少し、現在の1日の乗降客数となりました。1日50人程度だった清瀬駅は、100年経って1,160倍にまでになりました。それ程、清瀬市とその周辺は100年で発展したといえます。
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