第12回(最終回)清瀬駅100年の移り変わり(令和6年12月1日号)
清瀬駅開業100年の最後のコラムは、これまでのまとめとして清瀬駅100年の歴史を簡単に振り返りたいと思います。清瀬駅は、当初西武鉄道の前身である武蔵野鉄道の開業当時の駅として計画されていました。しかし、清瀬駅の位置が変更されることとなって、それに対して住民の反対があり、大正4年の武蔵野鉄道の開通には間に合いませんでした。その後、武蔵野鉄道が蒸気機関車から電車へ変わったことで新しい駅が次々と誕生しました。その1つが、大正13年に開業した清瀬駅です。開業当時は、仮テントでしたが、翌年に木造平屋造りの初代清瀬駅が誕生しました。当時は北口のみで駅員は2名、駅長は池袋駅の駅長が兼務していました。昭和20年代には、駅前に屎尿運搬用の貯留槽が作られ、そのにおいなどが当時の人々の記憶に強く残っていました。
昭和28年には、清瀬駅までの複線化に伴い、近代的な2代目清瀬駅が新設されました。さらには駅利用者の増加が見込まれて、バスターミナルが必要となり、昭和42年に現在の南口が誕生しました。
昭和45年に現在の橋上駅である3代目清瀬駅が誕生、平成7年に北口の再開発事業が行われた後、平成8・9年には駅にエレベーターが設置され、現在の清瀬駅の姿になりました。
今回のコラムで、市民と歩んだ清瀬駅の100年は終了となります。
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