市史編さんNEWS 2022.04.15【テーマ展示「結核療養と清瀬」会期延長】

ページ番号1010459  更新日 2022年4月20日

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テーマ展示「結核療養と清瀬」会期延長決定

展示のポスター


市史編さん室企画によるテーマ展示「結核療養と清瀬」は、清瀬市郷土博物館にて2月1日にスタートしました。

当初、4月末までの予定でしたが、このたび、7月31日までの会期延長が決まりました。

ポスターもモデルチェンジ。
背景には、いくつもの木造病棟が写る昭和31年撮影の空中写真を用いました。

右下がりの直線が、西武池袋線の線路です。
「結核療養と清瀬」の白抜き文字が浮かぶ赤い帯の右に、清瀬駅が写っています。

線路と交差して志木街道、縦に小金井街道が走っています。
結核関連施設が集中しているのは、志木街道の南、小金井街道の西、現在の梅園、松山、竹丘地域です。

さて、どこが、どの病院でしょう。
展示でゆっくりご覧ください。

展示内容を紹介するチラシ


4月に入って、展示替えをしました。
郷土博物館1階の展示ロビーをいっぱいに使って、展示しています。

展示は6つのゾーンで構成されています。

ZONE I 結核と社会の歴史 清瀬に病院街ができるまで

ZONE II 予防啓発のメディアたち

ZONE III 清瀬 病院街の姿

ZONE IV 療養と文学 清瀬で過ごした作家たち

ZONE V 結核をめぐる清瀬の国際貢献

ZONE VI 写真でたどる 療養所への道

 

展示の始まり ZONE I に置かれているのは、結核予防会結核研究所図書室所蔵の貴重な資料。
まず、安政年間に刊行された『内科新説』上・中・下巻。
さて、このころ結核のことを何と言っているでしょう。ぜひ展示で確かめてください。

続いては、結核は結核菌によって引き起こされる病気である、とローベルト・コッホが発表した論文。
1882年3月24日に生理学会の講演で発表され、大きな反響を呼んだ内容は、同年4月10日の Berliner Klinische Wochenschrift という医学誌に論文として掲載されます。
この医学誌の当該ページを開いて展示しています。

それから?
百聞は一見にしかずと申します。
続きはぜひとも清瀬市郷土博物館で。

ご来館お待ちしています。

 

 

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