市史編さんNEWS 2023.05.15【新刊3冊販売開始】

ページ番号1012288  更新日 2023年5月17日

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新刊が3冊出そろいました!

『清瀬市史 6 資料編 現代』、『清瀬市史 資料調査報告5 近世 補遺「御用留」』、『市史研究 きよせ』第8号、5月15日よりお求めいただけます。

販売開始『清瀬市史 6 資料編 現代』

『清瀬市史 6 資料編 現代』表紙

『清瀬市史 6 資料編 現代』を刊行しました。
昭和のはじめから東日本大震災までを「現代」と規定し、この間のさまざまな資料を収録しています。

おなじみ、キャロットカラーの背表紙は、書棚にあって『清瀬市史』の存在を明るくアピール。
既刊は『清瀬市史 3 資料編 古代・中世』『清瀬市史 4 資料編 近世』そして『清瀬市史 6 資料編 現代』の3冊。B5判約800ページの大部が並ぶと、なかなか壮観です。

今後も年1冊ずつ刊行が続き、最終的には9冊が並びます。圧巻の光景を想像してみてください。
乞うご期待。

さて、『清瀬市史 6 資料編 現代』の表紙には、4枚の航空写真を配しました。
昭和31年、59年、平成13年の清瀬の特徴的な姿がうつし出されています。

巻頭23ページに及ぶ口絵には、資料写真をはじめ、清瀬の懐かしい光景がうつる写真の数々を掲載。
時代に沿って変化してきた広報紙の紙面もピックアップして掲載しました。

さて、いったいどんな内容なのか。
目次をご紹介しましょう。10の章で構成されています。

第1章 清瀬のすがた
第2章 昭和恐慌から戦争へ
第3章 青年団の記録・青年学校の日誌
第4章 戦後改革から町制施行へ
第5章 農地改革下の村
第6章 高度成長と清瀬
第7章 安定成長からバブル経済へ
第8章 平成不況下の清瀬
第9章 文化財の保存
第10章 現在につながる諸課題

「第1章 清瀬のすがた」には地誌類を掲載しています。清瀬についてあまりご存じない方にも内容を理解していただきやすく、との思いで最初の章に据えました。

第2章以降は、基本的に時系列に資料をまとめていますが、そのなかで「第3章 青年団の記録・青年学校の日誌」では、清瀬中学校で保管されていた「清瀬青年学校」の日誌や、下宿の青年団の記録から厳選して掲載し、このテーマに特化した章としました。

清瀬において、農業は大きなテーマですが、農地改革、農業生産に関する資料も多く掲載しており、農村社会のようすがよくわかる内容となっています。

ぜひ、お手に取って、じっくりお読みください。

販売は、5月15日開始です。

B5判 約800ページ 1冊2,000円。

お求めは、市役所1階総合案内、郷土博物館、中央図書館で。

 

販売開始『市史研究 きよせ』第8号

『市史研究 きよせ』第8号の表紙

年刊『市史研究 きよせ』の最新刊は、第8号です。

令和4年度の各専門部会の活動報告や講演会報告のほか、新刊のご案内、近世部会、考古部会による史資料紹介や論考など。昨年、郷土博物館で行われた市史編さん室企画のテーマ展示「結核療養と清瀬」の報告記事も掲載しました。

近世部会の清水正彦氏による史料紹介「芝山の御林と新田開発関連絵図」は、現在の病院街の辺り「芝山」に、幕府の「御林」と記されている江戸時代の絵図についての報告です。
3月に行われた市史講演会でも紹介されたので、お待ちかねの方も多いのではないでしょうか。

表紙の写真は、昭和35年撮影の柿の下の田んぼの様子です。
写真奥に写る赤バッケまで見渡す限りの田んぼが広がっています。
『清瀬市史 6 資料編 現代』口絵掲載の写真から1枚を用いました。

『市史研究 きよせ』は第8号もA5判 80ページ。

5月15日より1冊300円で販売開始します。
お求めは、『清瀬市史 6 資料編 現代』と同じく、市役所1階総合案内、郷土博物館、中央図書館で。

販売開始『清瀬市史 資料調査報告5 資料編 近世 補遺「御用留」』

近世補遺「御用留」の表紙

このたびの新刊3冊目は、『清瀬市史 資料調査報告5 近世 補遺「御用留」』です。「御用留の補遺(ごようどめ の ほい)」と呼んでください。

書名のとおり、一昨年令和3年度に刊行された『清瀬市史 4 資料編 近世』の補遺で、「御用留」をまとめたものです。

「御用留」とは、江戸時代に幕府や代官所などからの触書や通達を村が書き留めておいた帳面で、市域には9点の存在が確認されています。

日常的に領主からどのような命令が来たのか、どのような支配が行われたのかがわかる重要な史料ですが、『清瀬市史 4 資料編 近世』には、紙幅の関係で、このうちの1点しか掲載できませんでした。

そこで、未刊の「御用留」を収録し、補遺としてこのたび刊行しました。

B5判 約150ページ。 表紙には「御用留」の写真を配しました。

1冊500円で、同じく5月15日販売開始です。
三度のご案内になりますが、お求めは、市役所1階総合案内、郷土博物館、中央図書館で。

新刊3冊、どうぞよろしくおねがいします。

 

 

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