市史編さん草子「市史で候」 二十二の巻 「きよせ回顧写真館1:小金井街道」
二十二の巻:「きよせ回顧写真館1:小金井街道」【平成28年1月25日更新】
2016年、オリンピック・イヤーを迎えました。
今年は、ブラジル、リオデジャネイロ・オリンピックが開催されます。
夏季大会、リオの次は、2020年の東京ですね。
前回、東京でオリンピックが開催されたのは、昭和39(1964)年のことでした。
その年には、東海道新幹線(東京―新大阪)、東京モノレールが開通。営団地下鉄日比谷線全線開業。
ホテルニューオータニ、東京プリンスホテル開業。
首都高が羽田空港とオリンピック会場を結びました。
そのころ清瀬は…
通りには、荷車を引く人の姿も見えます。
荷台には何が載っていたのでしょうか。
これは、昭和39年9月の小金井街道の様子です。
写っているのはどの辺りか、おわかりになりますか?
道の左側、写真の中央あたりに見える大きな屋根の建物が、清瀬郵便局です。
郵便局の建物の奥に写っているのはガソリンスタンド。営業風景をご記憶の方もいらっしゃるのでは?
郵便局とガソリンスタンドの間を、志木街道が通っています。
写真中央が、清瀬郵便局前の交差点です。
小金井街道と志木街道という幹線道路の交差点にもかかわらず、ご覧のとおり、信号機はまだありません。
写真にうつるのどかな様子をみると、なるほど、と思ってしまいますね。
さて、上の写真は、元町の「第一給水所の塔」から郵便局方向を撮ったもの。
「第一給水所」とは、現在の東京都水道局清瀬元町浄水所の場所です。
ここに、登って遠景の写真を撮れるような塔があったのですね。
反対側、中里方向はというと…
同じく第一給水所の塔から中里方向に向かって撮られた昭和36(1961)年の小金井街道の様子です。
道の両側に、柵もなく広がる畑。
自転車をこぐ人。
木製の電柱が並ぶ中、一本だけ誇らしげに立つコンクリート製の電柱。
広い空。
時間の流れは今と同じ速さだったのだろうか。そんなことをなぜか思ってしまいます。
写真の光景から呼びさまされる記憶はありませんか?
そういえば、むかし、こうだった…
写真を見て思い出されたことがあったら、ぜひお話をきかせてください。
市史編さんブログ「市史で候」では、新たに、過ぎし日のきよせの様子を伝える写真紹介シリーズを随時展開していこうと考えています。
題して、「きよせ回顧写真館」。
お手元に、これこそは!という写真をお持ちの方、ぜひご提供ください。
- 今回の写真は、いずれも写真集『清瀬 村から町へ、そして市へ 120年のあゆみ』(清瀬市郷土博物館 平成22年発行)に掲載されています。
(郷土博物館、中央図書館、市役所1階受付等にて1冊1,000円で販売中)
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