市史編さん草子「市史で候」 二十二の巻 「きよせ回顧写真館1:小金井街道」

ページ番号1001974  更新日 2020年9月25日

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市史編さん草子(ぞうし)「市史で候(そうろう)」 市史爺(ししじい) 清瀬市は、昭和45(1970)年10月1日誕生。市制施行50周年を視野に入れ、現在、清瀬の歴史をまとめる事業を展開中です。当ブログでは事業の経過報告のほか、清瀬の歴史や文化、自然を楽しくご紹介しています。

二十二の巻:「きよせ回顧写真館1:小金井街道」【平成28年1月25日更新】

2016年、オリンピック・イヤーを迎えました。
今年は、ブラジル、リオデジャネイロ・オリンピックが開催されます。
夏季大会、リオの次は、2020年東京ですね。

前回、東京でオリンピックが開催されたのは、昭和39(1964)年のことでした。
その年には、東海道新幹線(東京―新大阪)、東京モノレールが開通。営団地下鉄日比谷線全線開業。
ホテルニューオータニ、東京プリンスホテル開業。
首都高が羽田空港とオリンピック会場を結びました。

そのころ清瀬は…

写真:昭和39(1964)年の小金井街道

通りには、荷車を引く人の姿も見えます。
荷台には何が載っていたのでしょうか。

これは、昭和39年9月小金井街道の様子です。
写っているのはどの辺りか、おわかりになりますか?

道の左側、写真の中央あたりに見える大きな屋根の建物が、清瀬郵便局です。
郵便局の建物の奥に写っているのはガソリンスタンド。営業風景をご記憶の方もいらっしゃるのでは?

郵便局とガソリンスタンドの間を、志木街道が通っています。
写真中央が、清瀬郵便局前の交差点です。

小金井街道と志木街道という幹線道路の交差点にもかかわらず、ご覧のとおり、信号機はまだありません。
写真にうつるのどかな様子をみると、なるほど、と思ってしまいますね。

さて、上の写真は、元町の「第一給水所の塔」から郵便局方向を撮ったもの。
「第一給水所」とは、現在の東京都水道局清瀬元町浄水所の場所です。
ここに、登って遠景の写真を撮れるような塔があったのですね。

反対側、中里方向はというと…


写真:昭和36(1961)年の小金井街道中里方向

同じく第一給水所の塔から中里方向に向かって撮られた昭和36(1961)年小金井街道の様子です。
道の両側に、柵もなく広がる畑。
自転車をこぐ人。
木製の電柱が並ぶ中、一本だけ誇らしげに立つコンクリート製の電柱。
広い空。

時間の流れは今と同じ速さだったのだろうか。そんなことをなぜか思ってしまいます。

 

写真の光景から呼びさまされる記憶はありませんか?

そういえば、むかし、こうだった…

写真を見て思い出されたことがあったら、ぜひお話をきかせてください。

市史編さんブログ「市史で候」では、新たに、過ぎし日のきよせの様子を伝える写真紹介シリーズを随時展開していこうと考えています。
題して、「きよせ回顧写真館」。
お手元に、これこそは!という写真をお持ちの方、ぜひご提供ください。

 

  • 今回の写真は、いずれも写真集『清瀬 村から町へ、そして市へ 120年のあゆみ』(清瀬市郷土博物館 平成22年発行)に掲載されています。
    (郷土博物館、中央図書館、市役所1階受付等にて1冊1,000円で販売中)

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