清水 九兵衛「標甲」

ページ番号1002665  更新日 2020年8月30日

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標甲 [1992年制作/アルミ鋳物・ステンレス・スティール]

写真:標甲

作品について
「私の作品は抽象的発想から出発していますので、其の時点ではタイトルとは全く関係ありません。タイトルは完成後の姿によってきめて きました。どちらかといえば、前々からの好みでもあった面や鬘のように体に馴染んだ表情を見せてくれるようなものをタイトルとすることが多かったのです が、甲、つまり、「よろい」などもそうした意味を持っているものとしてしばしば使ってきました。「標甲」もその一連に当たります。この作品の設置場所が、 丁度、三叉路に近い関係で、方角の目安にもなろうかと思ったからです。」

清水 九兵衛[きよみず きゅうべえ/1922年から2006年まで]
1953年東京芸術大学鋳金科を卒業。第6回中原悌二郎賞優秀賞、第10回吉田五十八賞など数多くの賞を受賞。「アフィニティ(親和)」シリーズのように 野外・室内を問わず、作品と周辺の事物や空間との親密な関係を重視し、シャープで清潔感のある作風を展開。1966年以来、ブロンズや真鍮などの金属彫刻 の制作をはじめ、70年代からはアルミニウムを素材とした柔軟で強靱な有機的形態の彫刻を追求した。

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