市史編さん草子「市史で候」 十の巻 「清瀬で出会った野鳥たち」

ページ番号1001987  更新日 2020年9月28日

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市史編さん草子(ぞうし)「市史で候(そうろう)」 市史爺(ししじい) 清瀬市は、昭和45(1970)年10月1日誕生。市制施行50周年を視野に入れ、現在、清瀬の歴史をまとめる事業を展開中です。当ブログでは事業の経過報告のほか、清瀬の歴史や文化、自然を楽しくご紹介しています。

十の巻「清瀬で出会った野鳥たち」【平成27年2月13日更新分】

今年の冬も雪が降り、清瀬は白く染まりました。
今回は雪が残る金山緑地公園・金山調節池で出会った野鳥たちのご紹介です。

写真:カモ1

写真:カモ2


金山緑地公園の池には、たくさんのカモが。
泳いでいる子もいれば、寒いのか顔を羽に埋めたままじっとしている子も。
金山調節池の方でしたが、桟橋の縁にうずくまって近づいても動かない子もいました。

カモたちの群れとは離れて金山公園の池の傍に佇んでいたのは、綺麗なシラサギでした。
動かずじっと立ち続けて、何を見ていたのでしょう。

写真:コサギ 「シラサギ」は「ダイサギ」「チョウサギ」「コサギ」の総称。「コサギ」のみ足の指が黄色く、写真の鳥は「コサギ」です。

一方、枝の上にいたのはツグミヒヨドリです。
よく見る鳥ではありますが、公園の自然の中では雰囲気もどこか違って見えます。

写真:野鳥 左:ツグミ 右:ヒヨドリ

そして、柳瀬川の川べりに伸びた木に止まっていたのは、なんと2羽のカワセミでした!
カワセミが見える位置には、望遠鏡のようなカメラを持った何人ものカメラマンがシャッターチャンスを狙っていました。

写真:カワセミ、2枚目は1枚目の写真を拡大、3枚目はさらに拡大した写真

金山緑地公園から、道を渡って金山調節池に行けば、そこでもたくさんの野鳥と出会うことができます。
コツコツと音がしていると思って見てみると、そこにいたのはふわふわで可愛らしいシジュウカラ
調節池の中央の島では、シラサギアオサギが一緒にいました。
アオサギのくっきりとした模様と、後ろにピョンと出ている毛はなんとも特徴的です。

写真:野鳥 1枚目シジュウカラ 二枚目アオサギとシラサギ 三枚目アオサギの拡大写真

写真は全て平成27(2015)年1月31日の午前中に撮影したものです。
1時間程度の撮影時間の中で、可愛い鳥や特徴的な鳥に出会うことができました。
今回は掲載していませんが、スズメやハトといった鳥にも、もちろん出会っています。
金山緑地公園周辺から足をのばせば、更に違った野鳥と出会うことができるでしょうし、季節が変わってもまた別の野鳥たちに出会えます。

みなさんも是非、清瀬の野鳥たちに会いにいってみてください。


参考文献

清瀬の自然を守る会『清瀬の野鳥』 2014年
叶内拓哉『日本の鳥300』 2005年
日本野鳥の会『新水辺の鳥』 1998年


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